虎杖悠仁とは呪術廻戦における主人公であり
“ 呪いの王「両面宿儺」 ”に耐えられる千年間生まれなかった逸材です。
そんな虎杖悠仁は主人公にして『呪術廻戦』最大の謎を持っています!
それは、第1話からの伏線である悠仁の両親について…
そして作中に登場した兄とされる存在……
この記事はそんな虎杖の出生の秘密や肉親についての謎を解き明かす記事となっています!
この記事を読んで知れること!
- 虎杖悠仁の正体について
- 虎杖悠仁の肉親について
- 虎杖悠仁の出生の秘密
ネタバレ注意‼
※この記事はネタバレ要素を含みます!
本誌の情報を記載していますのでアニメ派の方はご注意ください!
呪術廻戦|虎杖悠仁の正体
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
虎杖悠仁の出生や正体について深堀りすることで驚くべき事実が判明しました!!
その正体とは———
虎杖悠仁は呪詛師 羂索により作られた存在であり、更には兄が存在します!!
そしてその兄の正体は「呪胎九相図」の脹相であり、悠仁同様に羂索により作られた存在です!!

順を追って解説お願いします!



主人公 虎杖悠仁のプロフィールから知りたい人は下記の記事をご覧ください!
呪術廻戦|虎杖悠仁の兄弟と両親
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作及びアニメ第1話では祖父の倭助から「オマエの両親のことだが」と親の存在をほのめかされておりました。
悠仁は「興味ねーから」と一蹴し聞く耳を持ちませんでしたが、この両親にヒントが隠されており、未だ議論されている謎の一つです!
ではいったい悠仁の両親は誰なのでしょうか……
悠仁曰く母親には会ったことがないが、父親のことはうっすら記憶にあるとのこと。
両親についても実は作中で答えが出ているので、まずは兄弟とされている「呪胎九相図」の脹相から順を追って解説したいと思います!!



呪術廻戦でも3本の中に入る謎です!



主人公の闇に迫ってみた企画ですね!
兄は呪胎九相図(じゅたいくそうず)の脹相(ちょうそう)?
脹相
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
加茂憲倫
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
脹相とは明治初め、最悪の術師として名を馳せた加茂憲倫によって生み出された、特級呪物「呪胎九相図」です。
「九相図」には1~9番の番号が割り振られ、高専内にある薨星宮の忌庫に保管されていましたが、真人ら特級呪霊たちが奪取したことにより、150年の歳月を経て受肉しました。
また脹相は術式の副次的効果として、受肉した弟たちの気配や異変をどんなに遠くにいようと感じとることができます。
渋谷事変にて悠仁と対峙した脹相は、悠仁と戦い勝利したものの、兄弟である壊相、血塗、そして虎杖悠仁の4人が仲睦まじく食卓を囲う「存在しない記憶」を見て悠仁を弟だと認識しました。
そんな脹相は虎杖悠仁を弟と呼び、こんな言葉を口にしました———
「思い出せあったハズだ オマエの父の額にも縫い目が」
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』第139話
作中では加茂憲倫の額には縫い目があります。
悠仁を弟と認識した脹相は、自身と悠仁の父親が同じであるという推測しました。



虎杖にとどめを刺そうとした脹相は「術式の副次的効果」で兄弟(虎杖)の危機を感じ、弟だと認識したわけです‼



なんと皮肉な出会いですね!



余談ですが、東堂が見た「存在しない記憶」については単にイカれた東堂の勝手な妄想とのことです(笑)



ミスリードでしたね(笑)
両親の記憶
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』/第143話
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』/第143話
悠仁には赤ん坊の頃の記憶が存在します。
その記憶の中には、赤ん坊の悠仁を抱きかかえる仁という男性がいました。
仁は悠仁の祖父である倭助のことを「お父さん」と呼んでいることから、その男性は悠仁の父親だと考えられます。
そんな仁に対し「あの女だけはやめとけ 死ぬぞ」と忠告している倭助の姿がありました。
そんな時———
「お義父さん 何の話ですか?」
そう言って2人の話に割って入ってきた謎の女性……
なんとこの女性の額には縫い目が確認されています!!



脹相の言う「額の縫い目」は父ではなく…



ちょっとホラーなんですけど…



この女性が虎杖悠仁の実母かどうかは不明です…
母親は呪詛師 羂索(けんじゃく) ?
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
2018年10月31日———
夏油傑を名乗る何者かは、真人率いる未登録の特級呪霊らと共に、未曾有の呪術テロ「渋谷事変」を決行。
その何者かの名は羂索と言います。
そしてその羂索ですが……
額には縫い目があり
脳を入れ替え肉体を支配する禁忌の術式を持っています。
その術式を行使し、明治時代初期(約150年前)の呪詛師 加茂憲倫
そして、新宿・京都百鬼夜行で他界したはずの夏油傑の肉体など、転々とし現世でも存在しています。



偽夏油こと加茂憲倫こと羂索ですね!



加茂憲倫も数ある名の一つであるとのことです!
メロンパン兄さんやで!
そして赤ん坊であった悠仁の記憶に現れた女性の額に傷があることから…
羂索が女性の体を乗っ取り産み落とした子が虎杖悠仁
という推察ができます!!
そして羂索は「渋谷事変」で対峙した虎杖悠仁を前にこんな言葉を呟きます———
「我ながら流石と言うべきか 宿儺の器タフだね」
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』第133話



自分が作ったって口ぶりですね!



まだあります!
更に羂索は虎杖の先輩である心霊現象研究会の佐々木に対し、“夢と現実の間”でこう話しかけています…
「息子と仲良くしてくれてありがとう」
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』第160話



……決定的じゃないですか!



倭助のことを「お義父さん」って言ってた女性こそが羂索でほぼ確定かと!
呪術廻戦|虎杖悠仁と播磨国
”宿儺の器“ 虎杖悠仁の人間離れした肉体強度や膂力に関する秘密は、呪胎九相図だけではありません。
その謎のひとつを解明できる描写があり、それは———
宿儺と裏梅のこんな会話です。
「なんと情けない」
「ほら いただろ‼あの播磨の‼」
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』第215話
ちなみに原作第213話のタイトルは「呪胎戴天-伍-」
原作6~9話で終わっていた「呪胎戴天」がまだ続いてることになります。
「呪胎戴天」というタイトルは、当時(2018年7月)英集少年院上空にて浮かんでいた呪胎についてではなく、虎杖悠仁に対してつけられたタイトルだったと考察できます。



播磨国(播州)は、現在の兵庫県西南部に位置しています!



播磨の国に関連ある過去の大物術師説が濃厚?
覚醒イベント必須ですね!
呪術廻戦|虎杖悠仁の残された謎
本誌やコミックの進行において、「死滅回游」という呪術師同士のバトル・ロワイアルが行われています。
それに参加している者は泳者と称されていますが、泳者となるには条件があります。
- 羂索により“術式”や“呪物”を配られた者
- 日本国内に存在する10の結界に侵入した者
泳者となるとコガネという式神が一人につき一体憑く形となりますが、虎杖は結界に侵入していない状態で、このコガネが憑いていました。
また虎杖悠仁は羂索に術式を与えられたわけでも、呪物(宿儺の指)を配られたわけでもありません。
虎杖悠仁は自分の意志で特級呪物“宿儺の指”でいただけに、すでに「死滅回游」泳者となっていたことが最大の謎となっています。
故にその出生にはまだまだ隠された謎が残っています…。



羂索先生のみぞ知るという感じですね!
虎杖悠仁が取り込んだ“宿儺の指”の時系列はコチラ
虎杖悠仁のプロフィールについての記事はコチラ


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