人による「負の感情」から発生する“呪い”
その呪いと呪術師の戦いを描く 呪術廻戦———
呪術廻戦における「呪具」とは呪力のこもった武器です!
そしてこの「呪具」
なんとそれぞれに“術式効果”が存在します‼
そんな呪術廻戦の「呪具」について詳しく、そして分かりやすく解説していきます!
この記事読んでわかること !
- 呪具の等級や術式効果
- 呪具の使用者
※ アニメ「呪術廻戦」以降のネタバレが含まれています。
ネタバレが苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。
【呪術廻戦】呪具とは
術師が使い込んだり、その物自体に呪力や術式をこめた武器です。
それはおぞましい過程を経て制作されており、強力な術師や呪霊を屠った武器などがあげられます。
そして呪力を持たない一般人でも使用することができ、呪霊を祓うことが出来ます。
また呪術師や呪霊同様に、4級~特級までランクが存在しています。
ランクの高い呪具に至っては格上の相手にも通用する力を発揮することができるので、呪術戦において大きなアドバンテージとなります‼
一般人でも使えるんですね!
【呪術廻戦】呪具一覧
呪具にも
術師同様に術式効果が存在します———
そして高度な呪具ほど高度な術式が存在します。
また、特級呪具ともなると貨幣換算では数億円は下らない逸品ばかりです!。
そのそれぞれの術式効果や使用者をわかりやすく解説します!
数億円…
屠坐魔(とざま)
引用元:「呪術廻戦」第4話
使用者 | 禪院真希、虎杖悠仁 |
等 級 | 等級不明 |
原作第4話に登場しました!
外見は扱いやすそうな短刀ですが、呪力がこもっている基本的な呪具であり術式効果は確認されていません。
元は禪院真希の持ち物でしたが、五条悟の又貸しにより虎杖悠仁の手に渡りました。
また、虎杖は特級呪霊との戦闘でこの屠坐魔を壊していることから低級の呪具だと考えられます。
真希さんに屠坐魔の返却求められてたけどね(笑)
游雲(ゆううん)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
使用者 | 夏油傑、禪院真希、東堂葵、伏黒甚爾 |
等 級 | 特級呪具 |
原作第46話に登場しました!
呪われし三節棍———
特級の中でも術式効果のない珍しい呪具です。
それ故、使用者の膂力に大きく左右される貴重な代物となっています。
元は武器庫呪霊を所持していた伏黒甚爾がこの游雲を格納していましたが、懐玉(過去)編後に夏油傑の手に渡りました。
また夏油による新宿・京都百鬼夜行後には、五条により回収され高専に収められた経緯があります。
姉妹校交流会では禪院真希が使用していましたが、渋谷事変にて元の持ち主である伏黒甚爾が真希の手から游雲を取り上げ、陀艮を祓っていました。
天逆鉾(あまのさかほこ)
引用元:「呪術廻戦」第71話
使用者 | 伏黒甚爾 |
等 級 | 特級呪具 |
原作第71話に登場しました!
発動中の術式を強制解除することができます。
壊玉(過去)編にて五条悟 vs 伏黒甚爾にて甚爾が使用。
無下限呪術を抑え込み五条を窮地に追い込みました。
甚爾から回収した天逆鉾は五条により海外で封印 or 破壊したとのことです!
釈魂刀(しゃくこんとう)
引用元:「呪術廻戦」第71話
使用者 | 伏黒甚爾 |
等 級 | 等級不明 |
原作第71話に登場!
198話で名称が判明しましたね!
壊玉(過去)編にて五条悟との戦いで使用した、通称 5億円ソード(非公式)です。
あらゆるモノの硬度を無視し、魂を切り裂くことができる刀。
ただし、その効果を十二分に発揮するには“無生物の魂すら観測する目”が必要となっています。
この条件を満たす者が釈魂刀を振るうと、最高硬度の呪霊 虹龍すら一瞬にして切り裂くことが可能となっています。
また釈魂刀によって魂を切り裂かれた場合、通常の反転術式では回復することはありません。
宿儺のように魂の形を知覚しているうえでの反転術式は、魂の修復が可能となっています!
ちなみに、無生物の魂すら観測する目=「呪力0の天与呪縛」フィジカルギフテッドです!
等級は不明ですが、使い手によっては特級クラス確定ですね!
万里ノ鎖(ばんりのくさり)
引用元:「呪術廻戦」第75話
使用者 | 伏黒甚爾 |
等 級 | 特級呪具 |
原作第75話に登場しました!
持ち手の部分を観測されない限り際限なく伸び続けるという特殊な鎖。
その際限のないリーチを生かし、鎖の先端に天逆鉾をつなぎ合わせ、甚爾は五条を追い詰めました。
退魔の剣(たいまのけん)
引用元:「呪術廻戦」第118話
使用者 | 式神「魔虚羅」 |
等 級 | 特級相当 |
原作第118話に登場しました!
「正」のエネルギーを纏った “対呪霊用”の剣。
「正」のエネルギーで攻撃すると呪霊を一撃で消し飛ばせるほどの効果を持っており、「正」のエネルギーの代わりに呪力をこめて攻撃することも可能です。
黒縄(こくじょう)
引用元:「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」最終話
使用者 | ミゲル |
等 級 | 特級相当 |
0巻最終話に登場しました!
新宿・京都百鬼夜行では、この黒縄を使い五条悟の無下限呪術を封じ込めるなど相手の術式を乱す効果がありますが、使うたびに短くなってしまいます。
また、ミゲルの祖国の術師が何年もかけて1本を作る貴重な呪具です。
これも五条先生がすべて消してしまいました(笑)
竜骨(りゅうこつ)
引用元:「呪術廻戦」第148話
使用者 | 禪院真希 |
等 級 | 等級不明 |
原作第148話に登場しました!
刃で受け止めた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意図に合わせて剣の峰から噴出させる、組屋鞣造制作の中でも傑作と言われる呪具です。
爛生刀(らんしょうとう)
引用元:「呪術廻戦」第174話
使用者 | 黒漆死(特級呪霊 登録済み) |
等 級 | 等級不明 |
生と死の交雑する魔剣。
この刀は近接攻撃だけではなく、仕掛けのある呪具となっており、黒漆死しか扱えません。
爛生刀の刃から噴出する卵が対象の体内に埋め込まれます。
埋め込まれた箇所に、術式「土虫蠕定」の2匹の式神の体液が交わることによって対象の体内からGの式神が孵化し、対象を食い破ろうとします。
等級は不明ですが、その悍ましさと強力さから特級相当の呪具であると考えられます。
原作第174話に登場しました!
見ていて辛かったです(笑)
神武解(かむとけ)
引用元:「呪術廻戦」第237話
使用者 | 両面宿儺 |
等 級 | 等級不明 |
万が絶命の縛りと引き換えに構築した呪具。
神武解を振り下ろすことで、対象に強力な雷槌を落とすことが可能となっています。
また、この呪具は平安時代にも宿儺が所持していたようで、その存在を認識していた万だからこそ構築できたと考えられます。
117話の扉絵で、宿儺はこの神武解を所持していました!
平安時代にこのチート武器を振り回してたのね!
飛天(ひてん)
引用元:「呪術廻戦」第117話 扉絵
使用者 | 両面宿儺 |
等 級 | 等級不明 |
神武解同様、平安時代に宿儺が所持していた呪具です。
効果は不明ですが、四本腕を持つ宿儺は、神武解と飛天の両呪具を駆使しあらゆる術師を葬ってきたようです。
【呪術廻戦】名称不明の呪具一覧
呪具か定かでないものもありますが、術師が使い込んだ物も呪具にカテゴライズされています。
特級呪具などと異なり、術式がないものが多く感じられますが、術者の術式とセットで使用するケースも確認出来ています!
ちなみに呪具は武器以外も存在します!
禪院真希(ぜんいんまき)の薙刀
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
0巻第1話に登場しました!
真希により呪具と称されていましたが、呪具の詳細は不明です。
禪院真希(ぜんいんまき)の眼鏡
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
0巻第1話に登場しました!
初登場時の真希は、天与呪縛により呪力が一般人並みしかありませんでした。
そのため、呪いを視認する時はこの眼鏡が必要となります。
原作以外にも【呪術廻戦】アニメ第一期OPでは真希のこの眼鏡により呪霊を視認できる描写がありました。
乙骨憂太(おっこつゆうた)の刀
引用元:「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」
0巻第2話に登場しました!
「呪いは物に憑いているときが一番安定する」
とのことから、里香の呪いを貰い受けこの刀にこめて支配しています。
また、繰り返し量を増やすことでいずれは里香の呪いを手中に納めることができるとのことです。
高専の呪具保管庫から五条より渡されましたが、その等級等は不明です。
枷場美々子(はさばみみこ)の縄
0巻最終話に登場しました!
詳細は不明ですが、京都・新宿百鬼夜行や渋谷事変にて使用していました。
枷場菜々子(はさばななこ)の携帯
0巻最終話に登場しました!
詳細は不明ですが、京都・新宿百鬼夜行や渋谷事変にて使用。
渋谷事変ではスマホのカメラを使用して漏瑚の攻撃から逃れていました。
釘崎野薔薇(くぎさきのばら)の釘と金槌
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作第4話に登場しました!
釘崎の術式である芻零呪法発動時に使用。
この金槌を使い対象に釘を打ち込みます。
禪院真依(ぜんいんまい)の銃
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作第17話に登場しました!
構築術式で弾丸を生成し弾数でブラフを張るために、リボルバー型の銃を呪具として使用しています。
七海健人(ななみけんと)の鉈
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作第19話に登場しました!
刀身が呪符でグルグル巻きになっており、七海の術式である十劃呪法攻撃時に武器として使用。
七海曰くナマクラとのことですが、十劃呪法の性質により強力な武器となっています。
また七海によって使い込まれたこの呪具は、七海の死後も、十劃呪法の術式が刻まれていました。
弟子の猪野がこの鉈を使ってたのはちょっとウルっときた…
三輪霞(みわかすみ)の刀
原作第36話に登場しました!
術師が使い込み呪具化した武器の一例であり、元は普通の刀であったとのことです。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の黒刀
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作第45話に登場しました!
刀身が影をイメージさせる黒い刀。
また、伏黒の術式である十種影法術により、影の中にこの武器を常に格納させています。
わりと標準装備しているイメージですよね
楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)のギター
原作第46話に登場しました!
エレキギター(フライングV)で奏でた旋律を増幅させ呪力として攻撃します。
ただし音の発生源は楽巌寺の体から発せられており、楽巌寺自体がアンプとなっています。
重面春太(しげもはるた)の剣
原作第52話に登場しました!
組屋鞣造により制作された、刀の柄の部分が手になっている特殊な形をした呪具。
重面自身が非力なため、この柄(手)から握ってもらうように作られています。
釈魂刀(しゃくこんとう)レプリカ
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
原作第149話に登場しました!
禪院真希の双子の妹である真依が構築術式により、命の代償として制作した刀。
甚爾の使用していた釈魂刀と酷似しており、同様の効果を持っています。
乙骨憂太(おっこつゆうた)のガントレット
引用元:「呪術廻戦」第178話
「死滅回游」仙台結界の戦いにおいて、乙骨は「リカ」を完全顕現させました。
その歳、リカの体の中に格納された呪具の色々が顕になりました。
詳細は不明ですが、この戦いにおいて乙骨は右腕にガントレットを装着。
筋肉を纏ったような形状であることから、打撃能力の向上が可能と推察できます。
原作第178話に登場しました!
【呪術廻戦】呪具一覧|あとがき
「呪具」には様々な効果があって、特に術式を打ち消す天逆鉾や黒縄などは、最強の呪術師 五条悟の天敵ともいえる代物です。
五条とまともに戦っているのもこの特殊な呪具があってこそですが、そんな特級呪具を使いこなす甚爾やミゲルが強力なキャラクターということがわかりました!
奥が深いです…
今回「呪具」についてまとめたことによって、呪術廻戦の世界観や設定の深さを知り、更にこの作品が好きになりました。
ちなみに個人的には使用者の膂力に左右される游雲などが渋いかなと思っています!
また、「呪具」の詳細を忘れてしまったときや、知りたいときはこの記事にお立ち寄りください!
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