【呪術廻戦ネタバレ】アニメ第11話「固陋蠢愚」のあらすじと感想

呪術廻戦アイキャッチ(あらすじ11話)
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一級呪術師 七海健人 vs 特級呪霊 真人との一進一退の攻防‼

アニメ第11話「固陋蠢愚ころうしゅんぐ」ではその戦いに決着がつきます!

そして虎杖は吉野順平との接触に成功…

「幼魚と逆罰」編はいよいよ終わりへと動き出します———

この記事はこんな人にオススメします !

  • アニメ版【呪術廻戦】第11話を見逃した人
  • アニメ版【呪術廻戦】第11話を振り返りたい人
  • 【呪術廻戦】の用語や解説など補足がほしい人
キッド

アニメ『呪術廻戦』第1期の地上波再放送に伴い、あらすじを振り返りたい方や『劇場版 呪術廻戦0』から入った方は是非ご覧ください!

ミト

2022年4月3日(日)夕方5時より再スタートしました!

※本記事はネタバレ要素を含みます。

また、リンク先には『呪術廻戦』アニメ第11話以降のネタバレが含まれていることがあります。

ネタバレが苦手な方はブラウザバックを推奨します。

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目次

【呪術廻戦ネタバレ】アニメ第11話「固陋蠢愚」のあらすじ

———あらすじ———
真人に追い詰められた七海は呪力の制限を解除、十劃呪法とうかくじゅほう瓦落瓦落がらがら』で地下水路の壁を破壊し、がれきの雨を降らせる。
一方、吉野と接触した虎杖は、映画の話で意気投合する。吉野の母とも会い、家に招かれるとさらに打ち解けるのだったが…。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

7:3

呪術廻戦(七海健人)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「残念ですが ここからは時間外労働です」

これまでの真人との戦いにおいて、七海は“時間による縛り”で呪力を制限していました。

更に七海は自身の術式を開示していきます!
» 用語解説「術式の開示」とは

私の術式は対象を線分とした時 7:3 の比率の点を強制的に弱点とするものです

線分するのは全長やウィングスパンだけではありません

頭部・胴・上腕・前腕などの部分(パーツ)までは対象として指定できます

そしてこの術式は生物以外にも有効です

そして七海は真人をどう退けるかを考えていました。

現時点で考えられることは———

  1. 呪霊の呪力が尽きるまでダメージを与え続ける
    (こちらはあまり現実的ではない)
  2. 全身を一撃で粉々にする

七海の出した答えは———

十劃呪法とうかくじゅほう瓦落瓦落がらがら』」

その一撃は、真人ではなく壁を直撃しました!!

用語解説

破壊された壁は呪力によって上空へ浮き上がります!

それは七海による相打ち覚悟の広域攻撃でした!

更に七海は真人の右足を攻撃します!

「一旦退きます 足 早く治した方がいいですよ」

「お互い生きていたらまた会いましょう」

次の瞬間呪力の籠もった瓦礫の雨が降り注ぎました———

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河川敷にて

呪術廻戦(虎杖と順平)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

とある河川敷には虎杖と順平の姿がありました。

「…ダメだ 伊地知さん出ねー」

虎杖が電話をするも伊地知に繋がりません。

順平はそんな虎杖を見て真人との会話を思い出していました———

このうずまきのボタンをしている学生に会ったら 仲良くするといい

彼らは呪術師なんだ

きっと順平と気が合うよ

そんな時———

「あーっ!!もういいや聞いちゃえ!!」

「なぁ この前オマエが行った映画館で人が死んでんだ なんか見なかった?こういうキモいのとか」

虎杖は手に持つ蠅頭ようとうを見せ、順平にそう尋ねました。
» 用語解説「蠅頭」とは

それに対し「見てないよ」と返事をする順平は、呪いが見えるようになったのは最近のことだと答えます。

「じゃあもう聞くことねぇや!!」

このあっさりとした虎杖に対し、拍子抜けの順平。

呪術廻戦(夏油傑)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

そんな2人の様子を橋の上から一人の男が見つめていました。

なんとそれは真人らと行動を共にする呪詛師 夏油でした!

「大当たり」

そう呟いた夏油は、話をする虎杖と順平の2人を確認すると、その場から去っていきました。

そんな事もつゆ知らず、河川敷にて映画の話を交わす2人。

順平は少しずつ虎杖に心を開いていました。

そんな時———

「アレ?順平」

そう声をかけたのは順平の母 吉野よしのなぎ でした。

若く気さくな母に、明るい性格の虎杖はすぐ打ち解けました。

そして凪はそんな虎杖に

「悠仁君 どう晩飯食べてかない?」
と唐突に告げました。

「ちょっと!!迷惑だろ!」
と焦る順平でしたが、虎杖はタイミングよくお腹を鳴らします。

ミト

誰からも好かれる性格なんですね!

キッド

パンダ先輩曰く呪術師には珍しい「根明」だそうです!

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その後の真人

夏油はその後、真人を訪ね戦いの跡地である地下水路に訪れていました。

そこは七海の広域攻撃による瓦礫の山でした。

瓦礫の隙間から、真人が姿を現します。

「随分派手にやったなぁ」
と告げる夏油に

「面白い奴だった 色々勉強になったよ」
と言う真人は更に話し出します———

バラバラにすり潰されても 魂の形さえ保てば死にはしない

呪力の消費も自己保管の範疇だ

それと自分の魂の形はどれだけイジってもノーリスクのようだね

次は思い切って色々やってみるよ

そう告げた真人は、自身の術式と向き合い呪いとしての成長を楽しんでいました。

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その後の七海

「えぇ 吉野順平の自宅に!? それはちょっと」

車中、電話をしながら慌てる伊地知の姿がそこにありました。

「大丈夫大丈夫 じゃこれから晩飯だから」

電話の相手は虎杖です。

「私もすぐ向かいます 違和感を抱いたらすぐ逃げてください」

監督する立場として虎杖と別行動をとってしまう失態を犯した伊地知は、七海に叱られるのを怖がっています…

「急げ私!この歳で人前で泣きたくないでしょ!!」

再び慌てる伊地知のスマホが鳴ります!

それは定時より早い七海からの連絡でした!

「はい ごめんなさい」

伊地知の返事に不思議そうな七海でしたが、七海は一度高専に戻って治療を受けると伝えました。

治療という言葉に焦る伊地知は、

「すぐに虎杖君と合流 そちらに向かいます」

と答えてしまいます。

「一緒にいないんですか?」

と七海に問われ、伊地知は墓穴を掘ってしまいました…

キッド

コントですね(笑)

ミト

伊地知さんの登場はいつもホッとさせられます!

電話を切った七海は、真人との会話を思い出し考えていました———

あの呪霊は子供だ

恐らく発生してからそこまで時間が経っていない

貪欲に自分の成長を楽しんでいる

五条さんが戦った特級呪霊は領域展開まで会得していた

奴が生きていたらその段階ステージまで上り詰めるのにそう時間はかからないだろう

加えてこちらの予想を遥かに超える被害者数

1秒でも早く祓わないと取り返しのつかない事になる———

七海はそう確信しました。

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順平の葛藤

呪術廻戦(吉野凪)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
呪術廻戦(吉野順平)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

順平の家で食卓を囲み虎杖は、順平と順平の母 凪とで談笑していました。

虎杖の話に爆笑する凪に、すっかり打ち解けた順平も虎杖との会話に笑い笑顔をみせていました。

気づけば酔いつぶれ寝てしまった凪を見て虎杖は言います。

「母ちゃんいい人だな」

少し間を置き「…うん」と答える順平はそんな母の言葉を思い出します———

学校?いいんじゃない?行かなくても

アンタの年頃は何でも重く考え過ぎるからね

学校なんて小さい水槽に過ぎないんだよ

海だって他の水槽だってある 好きに選びな

「虎杖君のお母さんはどんな人?」

「あー俺会ったことねーんだわ 父ちゃんはうーっすら記憶にあんだけど」

「俺には爺ちゃんがいたから」

そして順平は虎杖に対し踏み込んだ話をします———

「虎杖くんは呪術師なんだよね?」

「人を殺したことある?」

「ない…」
と順平の質問に驚く虎杖でしたが、順平は更に問いかけます———

「でもいつか悪い呪術師と戦ったりするよね その時はどうするの?」

その問いに対し、それでも殺したくはないと虎杖は言います。

「なんつーか一度人を殺したら “殺す”って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」

「命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い」

虎杖は寂しそうにそう答えました。

虎杖との夕食後、順平は1人ベットの上で真人の言葉を思い出していました。

それは———

人に心なんてないという言葉でした…

その考えに救われた

力を与えてもらった———

でも僕が人を殺すことで母の魂が穢れてしまうなら

僕には人を殺せない

順平はそう考えていました。

キッド

力を与えてもらったというのがポイントですね…

テーブルの上で寝ていた凪は遅い時間に目を覚ましました。

「ん 何コレ?」

「…指?」

その“指”を手に取る凪の背後には呪霊が迫っていました…

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「宿儺の指」再び

呪術廻戦(吉野凪事件詳細)

「俺は足手纏かよナナミン 怪我してんだろ 次はちゃんと連れてってくれ」

吉野凪の急な死による無情の報告…

そこには怒りに満ち溢れた虎杖、そして七海の姿がありました。

『オマエは強いから人を助けろ』

虎杖はまた祖父の遺言を思い出します…

仲間が死にました
でも僕はそこにいませんでした
何故なら僕は子供だからです

「そんなの俺はゴメンだ」
そう言う虎杖に対し

「駄目です」
と返す七海。

食い違う2人の意見ですが、裏で暗躍する真人を危惧する七海は、この事件に関わらないよう虎杖に強く言い聞かせます。

そして更に———

「子供であるということは決して罪ではない」

「君にはこれから吉野順平の監視をお願いします」

と虎杖に告げました。

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真人の思惑

———時間はさかのぼり、順平は母の死後まもなく真人と共にいました。

「これは呪いを呼び寄せる呪物なんだ」
» 用語解説「呪物」とは

そう告げる真人対し

「なんでっ そんなものが家に……!!」

と順平は取り乱しています。

人を呪うことで金を稼いでいる呪詛師は多い

そう言う連中の仕業だろう

コネと金さえあれば人なんて簡単に呪い殺せるんだよ

心当たりはないかい?君や母親を恨んでいる人間もしくは

金と暇を持て余した薄暗い人間に

真人は順平にそう吹き込みました…

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里桜高校での事件

「表彰状 全国読書感想文コンクール 最優秀作品賞」

「伊藤翔太」

体育館にて全校集会が行われ、そこには以前吉野に暴力を奮っていた張本人が表彰されていました。

そんな最中———

「闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え」

辺りが闇に覆われていきます。

なんとをおろしたのは真人でした!
» 用語解説「」とは

「悪いね真人 私の残穢を残すわけにはいかないから」
» 用語解説「残穢」とは

「“帳”の効果は?」

そう尋ねる夏油の姿もありました!

真人による帳の効果は、
呪力の弱い人間に対し内からは入れるが、外からは入れないという条件付けでした。

「住宅地での事前告知のない“帳” すぐに“”が通報するだろう」
» 用語解説「窓」とは

「君の考えてる絵図が描けるといいね」

夏油はそう告げました。

真人の狙い…それは

虎杖と順平をぶつけ
虎杖悠仁に宿儺優位の“縛り”を科す
» 用語解説「縛り」とは

というものでした。

また、それ以上に企みのある夏油は…

吉野順平の家に仕掛けた“宿儺の指は高専に回収させたい

真人にそう伝え、その場を後にしました。

ミト

嫌な伏線!

キッド

呪いが暗躍するとどうしてもダークな世界観になるね…

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里桜高校での事件②

帳がおりた直後の体育館では、順平とその教師、そして順平に暴力を振るっていた伊藤以外の生徒全員が倒れていました。

「死にはしないよ」

そう告げる順平の様子を見て教師は驚いています。

「先生 ちゃんと見ててね」

「これまでのことも これからのことも」

そう告げる順平は自身の髪をかきあげ額の火傷を見せました。

火傷を見た教師は、順平が日常から暴力を受けていたことをここで初めて察しました。

次に順平は伊藤に尋ねます———

「アレを家に置いたのオマエか?」

何の話だと言う伊藤の左腕は黒い斑点で覆われていきます。

「なんだよ!!なにしたテメェ!!」

その言葉遣い、そしてこの状況を理解できていない伊藤を殴打する順平。

「まだ自分が質問を質問で返せる立場だと思っているのか」

「オマエは死ぬんだよ 質問の答がイエスでもノーでも」

順平は真人の吹込みによって、自身の母殺しが伊藤による呪殺だと思い込み、彼を追い詰めていきます。

そして最後くらい誠意を見せてくれと伊藤に告げます…

次の瞬間———

「何してんだよ!!順平!!!」

なんと勢いよく開く扉の前には虎杖が現れました‼

「引っ込んでろよ 呪術師」

そこには虎杖の知る母親想いの優しい順平はいませんでした。

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【呪術廻戦】アニメ第11話「固陋蠢愚」の主要な登場人物

虎杖悠仁いたどりゆうじ

呪術廻戦(虎杖悠仁)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

吉野順平よしのじゅんぺい

呪術廻戦(吉野順平)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

七海健人ななみけんと

呪術廻戦(七海健人)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

伊地知潔高いじちきよたか

呪術廻戦(伊地知潔高)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人まひと

呪術廻戦(真人)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

夏油傑げとうすぐる

呪術廻戦(夏油傑)

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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【呪術廻戦】アニメ第11話「固陋蠢愚」の感想

七海と真人の戦いも一区切りといった感じでしょうか?

アニメ第11話を一言で言えば「無情」でした。

そんな【呪術廻戦】アニメ第11話固陋蠢愚ころうしゅんぐの見どころをピックアップしていきたいと思います。

ミト

アニメ第11話は原作の23話中盤~25話までの内容となっていました!

  • ダークな話の流れで順平に感情移入してしまい、自分自身もやりきれない気持ちになってしまいました。
    また「呪い」が暗躍するとどうしても世界観が暗くなってしまいます。
    このくだりなくして今後の『呪術廻戦』は語れないのですが、個人的に映画「JOKER」を見たときと似た感覚になり辛くなりました(笑)
  • 主人公 虎杖の喜怒哀楽が見事に表現されていて、内面が見れた良い回でもありました。
    また順平に接する虎杖と真人の性質が対比として表現されていたのが素晴らしいと感じました‼
キッド

「幼魚と逆罰」編もいよいよ終盤‼

ミト

専門用語も多かったのでリンク先からお調べ下さい!

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