記録——— 2018年9月神奈川県川崎市キネマシネマ
上映終了後
男子高校生3名の
変死体を従業員が発見
死因 頭部変形による
脳圧上昇 呼吸麻痺
京都交流会に向け五条から課せられた、虎杖の実戦任務が開始‼
しかし呪霊 真人の暗躍により暗い展開へと物語は動き出します———
人から生まれる悪意と呪術師の戦いが描かれる「幼魚と逆罰」編‼
この記事では、【呪術廻戦ネタバレ】アニメ第9話「幼魚と逆罰」のあらすじを解説しながら、個人の感想もまとめています。
この記事はこんな人にオススメします ！
- アニメ版【呪術廻戦】第9話を見逃した人
- アニメ版【呪術廻戦】第9話を振り返りたい人
- 【呪術廻戦】の用語や解説など補足がほしい人
キッドアニメ『呪術廻戦』第1期の地上波再放送に伴い、あらすじを振り返りたい方や『劇場版 呪術廻戦0』から入った方は是非ご覧ください！
ミト2022年4月3日(日）夕方5時より再スタートしました！
※本記事はネタバレ要素を含みます。
また、リンク先には『呪術廻戦』アニメ第9話以降のネタバレが含まれていることがあります。
ネタバレが苦手な方はブラウザバックを推奨します。
【呪術廻戦ネタバレ】アニメ第9話「幼魚と逆罰」のあらすじ
———あらすじ———
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
高校をサボり映画館に来た吉野順平は、自分をいじめていた同級生が顔を変形させられ、死んでいるところを目撃する。
“犯人”を追い、声をかける吉野。
その後、事件現場の映画館に乗り込んだ虎杖と脱サラ一級呪術師の七海建人は、２体の呪霊に遭遇する。
真人と順平
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
吉野順平は不良グループにより日々 理不尽なイジメを受けていました。
順平は心の中で思います———
嫌いな人間が死ぬボタンがあっても多分押せない
でも僕のことを嫌いな人間が死ぬボタンなら迷わず押す ———
とある月曜
順平は学校をサボり映画館にいました。
しかし映画館の中にはあの不良グループ3人組が…
大きい声での会話にイライラを募らせ、映画に身が入らない順平…
その時、不良グループの背後に人が立っていました。
それは夏油らと行動を共にしていた真人です！
「君達 マナーは守ろうね」
そう呟いた真人は不良グループの顔を次々と変形させ、気づけば3人は変死体となっていました。
それを目の当たりにする順平…
「なんだこれ…」
こんなこと人にできるのか？
できたとして、それは本当に「人」なのか？
残穢（ざんえ）
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
午前10：10———
「やったのが俺ならどうする？責める？彼らは君にとって特別だった？」
そこには真人を追いかけてきた順平の姿がありました。
真人の問いに、不良グループからのイジメを思い出した順平はこう返しました。
「僕にも同じことができますか？」———
一方、キネマシネマ正面玄関前では警察や野次馬でごった返していました。
「見えますか？これが呪力の残穢です」
» 用語解説「残穢」とは
虎杖に淡々と説明をするスーツ姿の男の名は、
一級呪術師
七海健人
2人はキネマシネマ内における変死体の調査にあたっています。
人の領分を外れたこの事件は警察の範疇になく、呪術師で対応していました。
目を凝らしようやく残穢を視認する虎杖に対し
「見る前に気配で悟って一人前ですから」
と七海は冷たく返します。
「もっとこう褒めて伸ばすとかさあぁ」
と不満げな虎杖に対し、
「褒めも貶しもしませんよ 事実に即し己を律する それが私です」
こう淡々と説明を始める七海。
「押忍!!気張っていこーぜ!!」
と虎杖は気合を入れるも、
「いえ そこそこで済むならそこそこで」
そんな七海の返答に虎杖は噛み合わないと感じています。
ミトチグハグな二人…
キッドでも七海はあの五条から虎杖の引率を任されている信用おける呪術師です！
一級呪術師 七海健人
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
事件より少し時間はさかのぼります————
「脱サラ呪術師 七海健人君でーす」
「呪術師って変なやつ多いけどコイツは会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね」
五条からこう紹介された虎杖は、脱サラし呪術師となった七海の経歴を不思議に思い問いかけました。
「まずは挨拶でしょう はじめまして虎杖君」
律儀な七海に頭を下げる虎杖。
続けて七海は虎杖の問いにこう答えます。
「私が高専で学び気づいたことは 呪術師はクソということです」
「そして一般企業で働き気づいたことは 労働はクソということです」
キッドこれは迷言です(笑)
ミトLINEスタンプありますよ！
意表を突かれた答えに驚く虎杖ですが七海は淡々と話します。
「同じクソならより適正のある方を 出戻った理由なんてそんなもんです」
また、七海はまだ虎杖を術師として認めていません。
「上のやり口は嫌いですが 私はあくまで規定側です」
宿儺という爆弾を抱えても、「己は有用である」ということを認めさせてほしいと虎杖に告げます。
ミトナナミン個性的ですね！
キッド2人のやりとりはかなり割愛してるので、是非アニメをごらんください！
7：3
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
午前11：15———
「監視カメラには何も写ってなかったんだよね？」
場面は映画館へと戻り、虎杖は七海に質問していました。
七海によると、被害者3名以外は少年が1名のみ。
その少年がやった可能性もなくはないが犯人は呪霊の可能性が高いとのことです。
そうこう会話し映画館の屋上へたどり着いた虎杖たちの前になんと2体の呪霊が現れました！
そして七海は刀身に呪符が巻かれたナタのようなものを取り出しました。
「私の術式はどんな相手にも強制的に弱点を作り出すことができます」
「7：3」
「対象の長さを線分した時 この比率の“点”に攻撃を当てることができればクリティカルヒット」
この術式、自身より格上の者にもそれなりにダメージを与えることができます。
そして呪力の弱い者であればこのナマクラのナタでも両断できるとのことです。
おもむろに自身の術式の開示をしていく七海。
» 用語解説「術式の開示」とは
グルグル巻の刀身ですが、峰打ちで相手をブッタ斬るその威力に驚く虎杖。
キッド呪術の“縛り”は本当に奥が深いです！
逕庭拳（けいていけん）
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
「虎杖君 後ろ」
七海の術式に気を取られていた虎杖は呪霊の攻撃を間一髪でかわします！
「余所見は関心しませんね」
そう言う七海に
「話しかけたのだぁれ!!」
と返すコントのようなやり取りを見せますが、虎杖は拳に呪力を宿しここ一番の集中力を見せます。
「 逕庭拳 」
» 用語解説「逕庭拳」とは
その威力で呪霊の体には大きな穴があきました！
七海はそんな虎杖を見て伸びしろを感じます。
100％の体術に100％の呪力を乗せられるようになれば…
「あの人（五条）が連れてきただけはある訳だ」
そんな中、呪霊に止めをさす七海は違和感を感じました！
「虎杖君!!!止めは待って下さい！」
なんと、呪霊の腕には腕時計が付いています！
そして七海はスマホを取り出しある写真を虎杖に見せました。
「呪霊ってこういうの写んないんじゃ…」
そう呟く虎杖に七海はこう告げます。
「落ち着いて聞いて下さい 私達が戦っていたのは…」———
改造人間
「人間だよ いや 元人間と言った方がいいかな」
「映画館の3人と同じだな 呪術で体の形を無理やり変えられてる」
そう告げるのは呪術高専 医師の家入です。
七海は戦っていた異形の2人に違和感を感じ、家入に電話をしていました。
七海たちが戦った2人は呪霊のように呪力がありました。
それに対し、
脳までイジれるなら呪力を使えるように人間を改造することも可能かもしれないと家入は答えます。
また家入は虎杖のためにこう言います。
「コイツらの死因はザックリ言うと 体を改造させられたことによるショック死だ」
「君が殺したんじゃない その辺履き違えるなよ」
しかし虎杖にとってはどちらも同じ重さの死です。
「それでもこれは 趣味が悪すぎだろ」
そう怒りを露わにする虎杖。
この子は他人のために本気で怒れるのだなと感じた七海は、
「これはそこそこで済みそうにない」
「気張っていきましょう」
と、意外にも虎杖の言葉で鼓舞しました。
ミト噛み合ってきた！
キッドいいコンビ！
真人の正体
午前11：00———
「特級仮想怨霊 そう呼ばれる呪霊がいる」
» 用語解説「特級仮想怨霊」とは
その後真人は、順平と行動を共にしていました。
真人は「呪い」について語っています。
大地や森や海を人々は恐れ続けてきたこと…
それらに向けられた呪力は大きすぎるが故、形を得る前に知恵をつけ今まで息を潜めていたこと…
そう語る真人に順平は質問を投げかけます。
「真人さんは何の呪いなんですか？」
「人間」———
そう答えた真人の正体は
“人々が憎み恐れた腹から産まれた呪い”でした。
調査
午後6：25———
とある一室にて
虎杖、七海と伊地知の3人は事件の今後について打ち合わせをしていました。
「おっし!!乗り込むか!!」
と意気込む虎杖ですが、調査は“ある程度”のため、虎杖には別の仕事を任せたいと七海は言います。
その内容は、映画館にいた少年 吉野順平の調査です。
監視カメラの映像と佇まいからして順平が呪詛師である可能性は低いと七海は言います。
» 用語解説「呪詛師」とは
実は七海自身、犯人の特定はある程度分かっていました———
そして七海は虎杖を呪術師としてではなく、まだ子供と見ています…
単身乗り込むリスクと虎杖を連れて行くリスク…
七海は前者を選び、虎杖には吉野順平の備考を依頼しました。
七海と伊地知がそんな会話をする中、虎杖は七海に声をかけます。
「七海先生ー!!言い忘れてた 気をつけてね」
「虎杖君 私は教職じゃないので先生はやめて下さい」
「じゃあ…ナナミン…」
「ひっぱたきますよ？」
ミトいいコンビ！
——— 日付は変わり吉野順平を追跡する虎杖と伊地知。
手には小さな呪霊を入れた籠を持って尾行していました。
【呪術廻戦】アニメ第9話「幼魚と逆罰」の主要な登場人物
【呪術廻戦】アニメ第9話「幼魚と逆罰」の感想
「幼魚と逆罰」 …暗い(笑)
しかしナナミンこと七海健人の登場が目を引く回となったんじゃないでしょうか！
今回もそんな【呪術廻戦】アニメ第9話「幼魚と逆罰」の感想の見どころをピックアップしていきたいと思います。
ミトアニメ第9話は原作の18話後半~21話中盤までの内容となっていました！
キッド原作とアニメでは話の進行が少し異なってますね！
- アニメオリジナル要素の強さ
原作を無視することなく、しっかりアニメ要素が盛り込まれていました。
今回映画館で起こった事件にタイムラインを見せることで推理ものを見ているかのような緊張感が走りました！
また、それに応じて各々のシーンが前後していたことで原作以上に引き込まれてしまいました！ - 虎杖と七海の掛け合い
淡々と会話するところが魅力的なナナミン。
初めはチグハグだった2人でしたが、徐々に噛み合っていくところがとてもよく表現されていました。
この掛け合いは言語化できない良さがあります！
虎杖を子供としてナメてるわけではなく、大人としての責任が要所要所の台詞に表現されています。
その中には心打たれる台詞があり、この記事を書いていてナナミンがより好きになりました！
キッドナナミンは原作よりアニメのほうが躍動感あります(笑)
ミト担当声優の津田健次郎さんがハマリ役すぎて震えました‼
キッド真人の術式は次回…かな？
ミト順平さんの動向も気になるところですね！
＼ ポチッと応援お願いします‼ ／
