『呪術廻戦』の戦いにおいて最も重要な役割を果たす 術式———
作中ではザッと数えても60を超える術式が存在することをご存知でしょうか?
それ故、最初はシンプルだった術式も話の展開から少しずつ難解なものとなっています。
この記事は、作中に登場した全術式の使用者と効果を「どこよりも見やすく!わかりやすく!!」をモットーに解説していきます!!
更なる理解を深めて『呪術廻戦』の世界に入り込んでいきましょう!!
この記事を読んでわかること!
- 術式や体術の基本的な設定
- 各術式の使用者
- 『呪術廻戦』本誌最新の術式情報
調べたい「術式」は目次からジャンプしてください!
ラルゥの術式「心身掌握」とミゲルの術式「祈祷の歌」を更新(2024年4月1日)しました!
ネタバレ注意‼
※この記事はネタバレ要素を含みます!
本誌最新の情報を記載していますのでアニメ派やコミック派の方はご注意ください!
『呪術廻戦』術式について
『呪術廻戦』に登場するキャラクターはそれぞれ個性的な術式を持っています。
しかしその前に‼
呪いとは? 呪力とは? 術式とは何か…?
まずは基本的な知識を頭に入れて術式の解釈に望みましょう!!
呪い(のろい)とは
人間から流れ出た「負の感情」
“呪い”による被害は日本国内での怪死者・行方不明者は年平均10,000人を超えています。
また、漏出した「負の感情」から生まれた呪いが具現化した異形の存在を呪霊といいます。
呪力(じゅりょく)とは
呪術の源となる「負の感情」であり、これを体外に漏出せず呪力として扱えるのが呪術師です。
呪術師は、わずかな感情の火種から呪力を捻出しています。
術式(じゅつしき)とは
術式は「生得術式」と「結界術」に分けられます。
生得術式は生まれながらに体に刻み込まれているものであり、術式を自覚するのが大体4~6歳くらいとされています。
簡単な結界術は、呪力があれば補助監督でも使用可能となっています。
作中では「呪力を電気」「術式を家電」に例えており、「電気」だけでは少し使い勝手が悪いため、「家電(術式)」に「電気(呪力)」を流し様々な効果を得ると解説されています。
このわかりやすい例えは、五条先生の解説でした(笑)
この辺から設定のこだわりが強いですね!
呪術を極めることは引き算を極めることと言われており、作中では術式の発動において、「呪詞」「掌印」などの所作なく発動していますが、本来術式を発動させるには必要な手順となっています。
しかしこれをいかに手順を省略するかで、術師の腕は決まると言われています。
呪術廻戦|「術式」と「体術」一覧
呪力や術式を理解したところで、ここからが本題となります!
作中の戦いには「術式」と「体術」があり、それ自体が呪霊を祓う呪術としての役割を担います。
また、それらを組み合わせることで必殺の威力を生み出しています!
ここからは『呪術廻戦』の「術式」や「体術」などを術者ごとに解説していきます!
逕庭拳(けいていけん)
“一度の打撃で二度の衝撃を繰り出す変則的攻撃”
呪術区分 | 体術 |
術 者 | 虎杖悠仁 |
通常呪術師における体術とは基本的には呪力を込めた打撃であり、打撃と呪力が同時に衝突します。
これは、虎杖のスピードに呪力が追いつかず、対象に2度の衝撃を与えています。
通常こういった打撃の場合、初撃は少量の呪力しか乗らず低威力となりますが、虎杖の高いフィジカルがこの逕庭拳(2度の衝撃)をモノにしています。
また、もうひとつの原因として体を部位で分ける意識が呪力の遅れを生んでいるとされています。
呪術を覚えたての虎杖は無意識化でこの逕庭拳を使用していましたが、呪力の操作精度と引き換えに、一度は失われた技となりました。
しかし虎杖は苛烈な戦いの中、更なる呪力操作の成長と共に再びこの逕庭拳をモノにすることとなりました。
また逆に同じ体術でも、呪力と打撃との誤差「0.000001秒以内」のドンピシャに合わせた攻撃を黒閃と言います。
虎杖には卍蹴りという体術もありますがそこは割愛(笑)
ネーミングがなかなかですね(笑)
十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)
“影を媒体として十種の式神を操る”
禪院家相伝の術式の一つであり、影を媒介とした十種の式神術。
最初に喚び出せるのは二匹の「玉犬(白、黒)」のみであり、他の式神は術士自身が戦って調伏しなければ従える事が出来ません。
一度、調伏させた式神は自由に召喚が可能ですが、完全に破壊されると二度と顕現できなくなってしまいます。
ただし、破壊された式神の残した能力については他の式神へと引き継がれるという特性をもっています。
調伏とは悪魔や敵を降伏させるという仏教用語だそうです
- 玉犬(
白、黒、渾) - 鵺
- 蝦蟇
大蛇- 満象
- 脱兎
- 八握剣 異戒神将 魔虎羅
- 円鹿
- 貫牛
- 虎葬
拡張術式による式神
- 不知井底(鵺 + 蝦蟇)
- 嵌合獣・顎吐(大蛇・円鹿・虎葬を継承した「鵺」+ 玉犬「 渾」)
呪具等や自分自身も影に潜めることも可能です!
芻零呪法(すうれいじゅほう)
“人形に打ち込む呪いの力が標的に伝播する”
呪術区分 | 生得術式(相伝) |
術 者 | 釘崎野薔薇 |
共鳴り
対象から欠損した一部と藁人形を合わせ、呪力をこめた釘を打ち込むことで、対象本体にダメージを与える技です。
術式範囲の制限はゆるく対象との実力差、欠損部位の希少価値によって効果が変わります。
また、対象が分身などを使い身を分けた際も、どちらか一方に「共鳴り」を打ち込むことで、分身や本体にもダメージがフィードバックします。
簪
対象に打ち込んだ釘に対し呪力を流し込み破壊することができます。
釘を刺してから呪力を流すまでの時間は調整可能なため、時間差攻撃として使用されます。
また、釘を複数本使用し一度に呪力を流し込めば大木を破壊することも可能となっています。
祖母も芻零呪法の使い手でおばあちゃんから教わったそうです!
相伝でしたか!意外に歴史古そうですね!
御厨子(みずし)
“呪いの王が放つ斬撃と業火”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 両面宿儺 |
領域展開 | 伏魔御厨子 |
本来術式が持つ特性は1つとされていますが、宿儺の術式については目には見えない“斬撃”と“炎”の最低でも2つを合わせ持ち、判明しているだけで“斬撃”2種 及び “炎”1種を合わせた合計3種類の攻撃が確認されています。
また、この2つの特性を持つ宿儺の術式については、料理に関係するのでは?と囁かれています。
宿儺の術式による攻撃
- 「解」
通常使用の斬撃
手を振るだけで対象を細切れにするほどの斬撃を放つ - 「捌」
相手の呪力量や強度に応じて刃を調整し、一太刀で断つ - ■「開」
炎を矢の形にして放ち業火を生む技
炎特性の特級呪霊 漏瑚でさえも「開」の業火で焼き尽くすほどの壮絶な威力を持つ - 世界を断つ「解」
自身の術式を拡張子し、その解釈を世界まで広げた斬撃
その効果範囲は空間ごと切り裂くため、五条の無下限ですら突破できる能力を有している
ただし、通常の「解」とは異なり、呪詞の詠唱が必要とされています。
(世界を断つ「解」の呪詞:“龍鱗” “反発” “番の流星”)
また、領域展開「伏魔御厨子」を発動すると、その必中効果範囲内で呪力を帯びたものに対しては「捌」を、呪力のない無生物には「解」が絶え間なく浴びせられます。
217話にしてとうとう術式名称がわかりました!
謎が多いけど、斬ったり焼いたりでやはり料理に関係するのではないかと…
傀儡操術(かいらいそうじゅつ)
“呪骸を自在に遠隔操作”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 夜蛾正道 、 与幸吉(メカ丸) |
緻密な動作が可能な高性能の傀儡を呪力で操る術式。
本体と傀儡は視覚や聴覚などを共有でき会話も可能ですが、高い呪力出力で傀儡を操作するには本体と傀儡が近くにいる必要があります。
ただし、メカ丸の様な天与呪縛の持ち主は、広大な術式範囲と実力以上の呪力出力が与えられているため、その範囲は日本全土に及びます。
また東京校学長の夜蛾正道は、傀儡呪術学の第一人者であり、自立型の「突然変異呪骸」を生み出しています。
呪言(じゅごん)
“呪力を篭めた言霊を放つ”
呪術区分 | 生得術式(相伝) |
術 者 | 狗巻棘 |
言葉に呪力を乗せて放つ、狗巻家相伝の術式。
口元には蛇の目、舌には牙の紋様という狗巻家の呪印が施されています。
放つ言葉が対象に反映されるますが、威力の高い呪言を使えば術者の喉に与えるダメージは強く、対象が格上であるほど術者へのダメージも大きくなってしまいます。
また電話や拡声器などを使い、対象に言葉が届けば呪言の効果は発揮できるという特性を持ちます。
作中で登場した呪言による効果
- 「爆ぜろ」・・・対象を爆発させる
- 「捻れろ」・・・対象を捻る
- 「潰れろ」・・・対象を圧し潰す
- 「堕ちろ」・・・対象を地面に圧迫する
- 「動くな」・・・対象の動作を止める
- 「眠 れ」・・・対象を眠らせる
- 「逃げろ」・・・対象を強制的に逃走させる
- 「止まれ」・・・対象の動きを止める
- 「ぶっとべ」・・対象を吹き飛ばす
乙骨先輩は狗巻家の呪印を拡声器につけて呪言を使っていましたね!
無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)
“収束する無限級数を現実にする”
五条家相伝の術式。
至る所にある「無限」を現実へと持ってくる術式であり、「無限」を現出し接触を阻むバリアを創り出します。
それはどれだけ近づいても永遠に触れることができず、距離が0になることはありません。
ただし、この無下限呪術の使い手である作中最強の術者 五条悟は、五条家歴代の中でも六眼と無下限呪術を併せ持つ稀有な存在であり、無下限呪術を最大限活かせているのは、六眼あってのことです。
「無下限呪術」を利用した術
- 術式順転「 蒼 」
負の力を強化した「収束」引き寄せる力。
(蒼の呪詞:“位相” “黄昏” “知慧の瞳”) - 術式反転「 赫 」
反転術式で生み出した“正の力”で「発散」引き離す力。
(赫の呪詞:“位相” “波羅蜜” “光の柱”) - 虚 式「 茈 」
術式順転「蒼」と術式反転「赫」の無限を衝突させ、ブラックホールのような虚空を生み出す。
その威力は絶大で、虚空の通り道は空間を削り取り、木々や大地が抉られる、作中屈指の破壊力を誇ります。
(茈の呪詞:“九網” “偏光” “烏と声明” “表裏の間”)
「呪詞」「掌印」を一切省略しないことで、術式効果を更に底上げすることが可能となっています!
無下限呪術むずかし…
十劃呪法(とおかくじゅほう)
“強制的に弱点を作り出す”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 七海健人 |
拡張術式 | 瓦落瓦落 |
対象を10で線分し、7:3の分割点を弱点と化すことができます。
この分割点に当てた攻撃は、全てクリティカルヒットとなる術式です。
拡張術式「瓦落瓦落」
十劃呪法で破壊した対象にも呪力を篭める拡張術式「瓦落瓦落」。
破壊された壁によって生じた瓦礫などは呪力が篭められており、全てが武器となるため、広域の攻撃を可能としています。
無為転変(むいてんぺん)
“掌で触れたものの魂の形状を変える”
魂の形状を変化させることで、自身を含む対象の肉体に影響を及ぼす必殺の術式。
質量は関係なく肉体を変化させることができるため、掌が触れた時点で勝敗を決するほどの術です。
呪術師と言えど、魂を守らなければ肉体を改造され、改造された者は異形のまま二度と元に戻れず遅かれ早かれ死んでしまいます。
そのため、“自身の魂の形を知覚した上で魂を呪力で保護する”しか防御手段はありません。
また自分自身においては、足に蹄を生やし速度を上げることや鎧のような皮膚を纏わせるなど、様々な効果を得ることが可能ですが、形を広げすぎると操作性や強度は落ちてしまいます。
「無為転変」による技の一覧
- 「多重魂」
- 「撥体」
- 「幾魂異性体」
- 「遍殺即霊体」
「無為転変」がもたらした出来事や技の詳細まで詳しくまとめています!
澱月(おりづき)
“式神の触手から放たれる猛毒”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 吉野順平 |
クラゲのような式神を喚び出し、呪力で生成した毒を式神から分泌します。
式神の大きさや毒の強さは調整することが可能です。
また、式神の中に敵を閉じ込めることや、相手からの防御手段としても対応が可能となっています。
脳のデザインは一般人でしたが、術式は先天的なものであって、順平は術式「澱月」を元々持っていたってことになります。
不義遊戯(ブギウギ)
“手を叩き対象の位置を入れ替える”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 東堂葵 |
発動条件は手を叩くだけで、対象の位置を入れ替える至ってシンプルな術式。
自分と対象の位置、または自分以外の者同士でも入れ替えは可能です。
更には一定の呪力を持つ呪骸や“無生物”にも有効であることから、シンプルながら非常に効果的な術式です。
説明いらずのシンプルですが、呪霊たちは厄介な術式と言っていました!
シン・陰流(シン・かげりゅう)
“一門相伝 弱者の領域”
呪術全盛の時代、凶悪巧者な呪詛師や呪霊から門弟を守るために編み出された、蘆屋貞綱の考案による一門相伝の呪術。
「領域展開」の必中効果を無効化することができる「弱者の領域」。
生得術式のような体に刻み込まれた先天的呪術ではなく、弱者のために編み出された後天的な結界術です。
故意に門外へ伝えることは“縛り”で禁じられていますが、シン・陰流の「簡易領域」に関しては独自のルートから使い手が多く、作中でも度々登場しています。
また、簡易領域は彌虚葛籠という原型から編み出された技となっています。
簡易領域の特徴
- 相手の結界を中和することができる
- 相手の術式を中和できないが、相手の術は多少弱まる
- 簡易領域を展開した術者の呪力はブーストされる
「シン・陰流」の使い手である日下部篤也は、領域に侵入した者を全自動反射で迎撃するオリジナルのプログラムを組み込んでおり、同じく「シン・陰」の使い手 三輪霞もこのプログラムを利用しています。
ただし三輪は、この領域を成立させるために「発動時の両足が地面から離れたら解除される」“縛り”を作っていますが、日下部は“縛り”なしで簡易領域を成立させています。
簡易領域と、その技の一覧
- 抜刀
刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させる、正面の敵に特化したシン・陰流最速の技。
簡易領域内に侵入した対象を迎撃。 - 居合「夕月」
簡易領域を展開させ、膝立ちの姿勢から刀を手元に構える抜刀術。 - 「朧月」
折れた刀から、呪力で作られた刀身を顕現させる術。
簡易領域…
門外に漏れすぎでは…
技までは漏洩してないはずです(笑)
付喪操術(つくもそうじゅつ)
“呪力の風を巻き起こす”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 西宮桃 |
技 | 鎌異断 |
古き器物には、”付喪神”が宿るとされています。
そしてこの術式では西宮愛用の箒に呪力が篭められており、箒を自在に操ることで突風を巻き起こすことが可能となっています。
また空中でのホバリングも可能であり、高速飛行で相手を撹乱しつつ死角をとって突風による攻撃「鎌異断」を行うのが基本戦術です。
どちらかと言うと索敵向きの術式ですね!
姉妹校交流会とか百鬼夜行でも索敵担当でしたね!
構築術式(こうちくじゅつしき)
“呪力を元に無から物質を構築する”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 禪院真依 、万 |
領域展開 | 三重疾苦(万の領域) |
己の呪力を元に物質を0から構築する術式。
領域展開における結界内での生得領域の具現化とは異なり、構築術式で一度生成された物質は術式終了後も消えることありません。
それ故に呪力消費が激しく体への負荷が大きいため、術者である禪院真依の呪力量においては生成できる物質は1日1発の弾丸が精一杯となっており、他の術式と比較すると、呪力効率が悪いというデメリットも持っています。
過去の術式である万は この構築術式を自在に操り、特殊な呪具を除き鍛錬次第で万が認識できる物質はすべて再現できます。
万の構築術式一覧
- 液体金属
半自律制御呪力により物性を安定させたまま体積を変化させる液体金属で対象を攻撃することができます。 - 肉の鎧
数多の生体機能を流用 特化させた肉の鎧であり、特に虫の鎧こそ構築術式の極みとされています。 - 真球
無限の圧力を持つ鍼灸にて対象を攻撃します。
一切の歪みのない真球には、限りなく接地面積が存在しないため無限の圧力を生むことができるとされています。この小さなブッラックホールのような真球で空間や対象を削り取ることを可能としてます。
同じ構築術式でもここまでの差があったのか…
真依さんは命がけで特殊な呪具を生み出したので‼
赤血操術(せっけつそうじゅつ)
“血液を操作する加茂家相伝の術式”
呪力で操作した血液を操る術式。
近・中・遠全てに対応できるバランス力があり、武器に血を付着させれば矢の弾道を変えることも可能となっています。
血液さえあれば以下の通り、多種多様の攻撃を繰り出すことができます。
また、赤血操術 術者の血液は呪霊に対し有毒ですが、脹相のような受肉体の血液は人間に有毒となっています。
「赤血操術」技の一覧
- 赤鱗躍動
体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在に操作し、身体能力を底上げする - 赤縛
血液により相手を拘束する - 苅祓
血液を圧縮させ手裏剣状にして放つ - 百斂
血液を加圧し限界まで圧縮させる技
溜めに時間がかかるというデメリットもあるが加圧されるほど威力は大きい - 穿血
「百斂」で圧縮した血液を一点から解放し撃ち出す
呪力で強化された血液の初速は音速をも超え非常に高い貫通力を誇るが、この技が速いのは初速のみである - 超新星
「百斂」で圧縮した血液を開放し、全方位散弾の様に撃ち抜く脹相オリジナルの技 - 血刃
血液をナイフ状に生成し、血液を高速で回転させる - 血星磊
血液を凝固させ、高い硬度の物質に変化させる
ただし、「穿血」ほどの速度も威力もないため、不意打ちでなければ貫通させることはできない - 赤鱗躍動・載
赤鱗躍動の出力を最大限まで高めた技
多彩な攻撃の恩恵を受けるばかりではなく、それに対するリスクも存在します。
赤血操術の術師といえど全ての血管に意識が届くわけではなく、血液を1つの臓器として認識しているため「血星磊」のように血液を固めると体内の血液も固まりやすくなってしまいます。
同じ理由で、血液を熱湯のようにしたり凍らせたりして使うのもリスクが高すぎてできません。
また血液不足や水に弱いといった、血液操作の妨害に弱いデメリットもあります。
呪力を血液に変換できる脹相は憲紀の上位互換と思われていましたが、憲紀は外に出した血液を体内に戻し循環させることで攻撃の幅を広げています!
伸びしろありですね!
蝕爛腐術(しょくらんふじゅつ)
“肉体を腐らせ「分解」させていく呪力の篭もった血液”
毒の血液と称されていますが、実際は呪力の籠もった血液であり、傷口や粘膜から侵入し対象を「分解」させるものです。
壊相、 血塗どちらかの血を取り込み、どちらかが術式を発動することで侵入箇所から腐食が始まります。
「蝕爛腐術」技の詳細
- 極の番「翅王」
血液を翅状に広げて発射し、相手に呪力の篭もった毒の血液を浴びせます。 - 朽
浴びせた血液は、粘膜や傷口から相手の体内へと侵入することで術式を発動させることができます。
術式の発動については壊相のみならず、呪胎九相図の弟でもある血塗の血液でも可能となっています。
体内に入った血液は侵入箇所から「分解」を始め、痛みと毒でまともに動けなくなり、対象は10〜15分程で朽ちてしまいます。
術式を発動すると対象の体にバラの紋様が浮かびかがります!
実際に「術式の開示」を行った場合はもっと早く「分解」が進み死にいたります!
降霊術「来訪瑞獣」(こうれいじゅつ「らいほうずいじゅう」)
“自らが霊媒となり 四種の瑞獣を降ろす”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 猪野琢真 |
技 | 一番 「獬豸」、二番 「霊亀」 三番 「麒麟」、四番 「竜」 |
顔を隠すことで自らが霊媒となり、四種の瑞獣の能力を降ろし使用できる。
「瑞獣」の詳細
- 一番 「獬豸」
一角獣の角を射出、更に対象を追尾する - 二番 「霊亀」
呪力の水を纏い、その弾力を活かし防御する
また足に纏うことで特殊な歩法が可能である - 三番 「麒麟」
脳内麻薬を分泌させ自身の痛覚を遮断させる - 四番 「竜」
詳細不明
猪野さん曰く、竜を目にして生きてのびた者はいないとのことです
ほう!かっこいい!
降霊術(こうれいじゅつ)
“死者を新たな器へ降ろす”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | オガミ婆 |
死者を降ろすには、“降ろす人物”の体の一部が必要です。
自分自身もしくは他人の体に死者を降ろすことで、降ろした人物が持つ生前の術式も制限なく使用することができます。
ただし魂まで降ろすと、媒体となる“器”や術者の意思に抗い、制御不能となる恐れがあるため、術者であるオガミ婆は「肉体の情報」のみ降ろしています。
補足
禪院甚爾の「肉体の情報」のみ降ろしたオガミ婆ですが、甚爾の完成された天与呪縛の前では魂が勝てず、制御不能となっていました。
肉体ごと甚爾さんに奪われたわけです
あべこべ
“強打を軽打に変える”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 粟坂二良 |
強い打撃ほど弱く、弱い打撃ほど強く変換(あべこべ)する術式。
ただしこの「あべこべ」は上限下限が設定されています。
空気抵抗などの微弱な力で自滅しないように下限が設けられていることから、対極に上限も設けられており、無下限呪術のような規格外なものには対応できません。
それ故、相手の攻撃に合わせて調整、術式効果や斬撃などは「あべこべ」にした上で呪力で防御しています。
また、複雑な術式とも相性はよくないようです!
呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)
“呪霊を取り込み自在に操る”
降伏した呪霊を取り込み自身の下僕として操ることができる術式。
対象の呪霊が階級換算で、術者の2級以上の格下なら、“降伏の儀”を省き、ほぼ無条件で取り込むことができます。
媒介は不要で、使役した呪霊自身の呪力で術式を発動することが可能となっています。
手数の多さが強みであり、「渋谷事変」において羂索は1,000万体の呪霊を保持していたことから、その容量に制限はないようです。
「百鬼夜行」時には、呪霊操術の奥義である極ノ番「うずまき」にて、4,461体もの呪霊を1つにし「高密度の呪力」を再現していましたが、「うずまき」の真価は他にあります。
それは準1級以上の呪霊に使用した場合、“術式を抽出する”ことができるという能力です。
“媒介”いらずは強すぎます…
十種影法術でいうところの影なしで式神を召喚するレベルです!
取り込んだ呪霊によっては強すぎる術式ですね!
「呪霊操術」まとめ
- 取り込める呪霊の数には制限がない
- 既に主従関係のある呪霊は取り込めないが、呪霊の主を倒すことで取り込むことが可能
- 取り込むには呪霊を飲み込む必要があり、その味は吐瀉物を処理した雑巾を丸呑みするような味をしている
- 取り込んだ時点で、呪霊の術式の精度の成長は止まっている
- 極の番「うずまき」で精製した呪力は術師に還元できない
- 準1級以上の呪霊に使用した場合、術式の抽出が可能
黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)
“烏の群れを操る”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 冥冥 |
技 | 神風 |
「烏」の群れを操り視覚を共有することができる索敵向けの術式。
攻撃力に乏しい微弱な烏の呪力ですが、烏の命をかけた“縛り”を利用し、その代価として呪力制限を解除することが可能となっています。
それにより烏の攻撃能力を底上げし、「神風」という強力な攻撃へと変換することができます。
更には複数体の烏を同時操作することができるため、全烏の「神風」が可能となっています。
投射呪法(とうしゃじゅほう)
“1/24秒のコマ打ちによる「最速」”
禪院家相伝の術式ですが、十種影法術と比較するとその歴史は比較的浅い術式です。
予めの動きをアニメのコマ打ちの要領で制作し、それを高速で後追いするものです。
1秒を24分割し、己の視界を画角とした24のコマで動きを制作する。
その1秒(24コマ)を高速で後追いすることにより「最速」の動きを作ることが可能となっています。
ただし以下のように、24コマの動きを適当に作ることはできません。
「投射呪法」で不可能な動き
- 過度に物理法則や軌道を無視した動きを作れば自分もフリーズする
- 作った動きは途中で修正できない
- 触れられた相手も、1/24秒で動きを作らなければならず、失敗すれば動きがガタつき1秒間フリーズする(水や空気のような無機物をフリーズさせることも可能)
これらを意識した動きを制作するため、この術式にはコマ打ちセンスと時間感覚が必要となります。
絶えず術式を重ねれば重ねるほど出せる速度は上がっていき、その速度は「※亜音速」を超える最速の術式です。
※音速より遅い、すなわち、マッハ数が一未満の場合をいう
細かいパラパラ漫画の要領でいいんでしょうか
イメージとしてはそうかも!
1秒間に24枚のパラパラ漫画を後追いするイメージだね
氷凝呪法(ひこりじゅほう)
“冷気を放ち氷を生み出す”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 裏梅 |
技 | 霜凪 、 直瀑 |
周辺を一瞬で凍らせることができる術式。
そのため凍らせた相手を容易に砕くことができます。
まだ現在はそれほど多く登場していませんが、「渋谷事変」で見せたその術式において、虎杖や脹相を含む術師全員を窮地に追い込むなど強力なものでした。
「氷凝呪法」技の一覧
- 霜凪
掌から生成した冷気を吹きつけ対象に浴びせることで、前方範囲を瞬時に凍りつかせる強力な技。
これにより相手は身動きの取れない状態まで氷結する。 - 直瀑
周囲の相手を氷結により拘束し、無数の氷柱を携えた巨大な氷塊により対象を圧し潰す。
里香(リカ)|模倣(コピー)
“呪いの女王を顕現”
特級過呪怨霊「祈本里香」として乙骨憂太に取り憑き、彼に危害を加えようとする者を攻撃します。
またその強さは“呪いの女王”と称されるほどであり、完全に顕現した際、暴走すれば町一つ消えかねないほどの存在です。
“変幻自在で底なしの呪力”を持つことで、術者である乙骨憂太は「術式模倣」を可能にしています。
尚、乙骨が見てきたものは里香も共有できているため、術者の意図を汲んだ攻撃が可能となっています。
模倣(コピー)
本編で「リカ」とともに再登場した乙骨は、いくつもの術式を獲得していました。
「模倣」できる条件は未だに不明ですが、「リカ」が対象術者の血肉を取り込むことで「模倣」が可能と予想できます。
また、その術式は外付けであり、指輪をはめることでストックした術式の使用を可能としています。
作中で使用した「模倣(コピー)」
- 狗巻家相伝の「呪言」
- 天使の術式「邪去侮の梯子」
- ドルゥヴ・ラクダワラの2種の式神(名称不明)
- 烏鷺亨子の空間を面で捉える術式「宇守羅彈」
- シャルル・ベルナールの術式「G戦杖」
- 宿儺の術式「御厨子」捌
薬指に装着し、完全体「リカ」顕現後に術式「模倣」使用可能?
中指に装着し、領域展開にて「模倣」使用可能?
乙骨の術式は未だ謎だらけです(笑)
「百鬼夜行」後、解呪されたはずの「里香」は「リカ」となって顕現しています!そしてまだその能力も謎ばかりです!
焦眉之赳(しょうびのきゅう)
“刀身に炎を宿す”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 禪院扇 |
炎を操る術式。
正確な詳細は不明ですが、折れた刀身を炎で補っていました。
また術式解放「焦眉之赳」では刀身から大炎が立ち昇り、周囲にも炎を顕現させていましたが、刀以外での炎を使った攻撃は確認できていません。
非常に差し迫った危険「焦眉の急」ということわざが由来かと
ちょくちょく出てくる「術式開放」って“縛り”的要素を含むのかが謎…。
星間飛行(ラヴランデヴー)
“南十字座 5つの★を対象呪力にマーキング”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 星綺羅羅 |
★Imai ↔ ★Acrux ↔ ★Mimosa ↔ ★Ginan ↔ ★Gacrux・・・地球
5つの★を対象の呪力に割り振り、★は上記の順序を踏まなければ近づくことはできません。
この順番は地球から見た南十字座をモチーフとした術式です。
隣の星への経由は可能ですが、2個以上離れた星へ移動する場合は、隣の星を経由しないと辿り着くことはできない構造となっています。
仮に★Imaiをマーキングされ、★Ginanへ移動したい場合は★Acrux → ★Mimosaを経由(タッチ)しないと★Ginanへは辿り着けない仕組みとなっており、2個以上離れた★に近づけば反発する仕組みとなっています。
この★は綺羅羅が任意でマーキングしており、対象の人物に★を付けるのではなく、対象の呪力に★を付けています。(例として伏黒恵の呪力に対し、伏黒の式神は同じ★が付与されることとなる)
また呪力の残穢に対しても★を付与することが可能となっています。
そしてこの術式のもう一つの設定として同じ★同士は引かれ合う性質をもっており、呪力出力の高い方へと引きつけられるため、この性質を利用して対象に攻撃を仕掛けることが可能となっています。
過去一ややこしいです(笑)
まだややこしい術式を持った弁護士術師さんがいますよ(笑)
再契象(さいけっしょう)
“契約内容”を具現化”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | レジィ・スター |
レシートや領収書などの内容を具現化し(契約の再現)、契約書を呪力で焼き切ることで使用することができる術式。
例としてバイクやトラックのレシートを使用すれば、それらが手に入ります。
また2泊3日の旅館の領収書を使い、身体を2日間休めた状態に戻すことも可能となっています。
再現した物は式神のようなもので、簡単な命令を与えられますが実行後はすぐに消滅します。
超人(コメディアン)
“ウケる想像を実現する”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 髙羽史彦 |
芸人である髙羽自身が“ウケる”と確信した想像を実現させる“五条悟にも対応できうる”術式。
自身の模擬を強制的に具現化するだけでなく、対象の術者の想像すら取り込み反応させることが可能となっています。
“赤はご法度”である髙羽の術式は暴力では決着がつかず、髙羽自身のお笑い欲を満たすだけのシチュエーションを展開することで、対象へダメージを付与します。
そのため、自身も暴力によってダメージを受けることがないようです。
仮に攻撃をくらってもダメージを受けないことが“ウケる”と確信すればダメージを負うことはなく、それが死に直結するような強力な攻撃でも同様の効果が得られます。
ただし重面春太の術式同様、本人が術式のことを知らないことがデメリットであり、それが“縛り”によるものかは不明となっています。
チート級の術式は本人が知らないという“縛り”が鉄板なのかもですね(五条悟や宿儺を除く)
ギャグがスベった瞬間に呪力が跳ね上がっていた件は詳細確認中です(笑)
土虫蠕定(どちゅうぜんじょう)
“式神を使役し体からGを顕現”
呪術区分 | 生得術式 |
呪 霊 | 黒沐死 |
呪力強化された大量のGを操り対象を貪り尽くす他、2匹の式神を顕現させ攻撃を仕掛けるなど、多彩な攻撃パターンを併せ持ちます。
特筆すべきはこの2匹の式神と黒沐死が持つ魔剣「爛生刀」にあります。
式神の体液と「爛生刀」の刀身から射出される卵が対象の体で混ざります。
そしてその体から式神が孵化し、対象の肉を貪り食うという非常に悍ましい術式です。
「土虫蠕定」が術式名かは不明ですが、情報が分かり次第追記します
漏瑚の「火礫蟲 」のように技名かもしれません
グラニテブラスト
“高度の呪力出力による大砲”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 石流龍 |
領域展開 | 詳細不明 |
「死滅回游」 泳者一の呪力出力を誇る大砲。
建物や地面ごと抉る呪力砲であり、その威力は五条悟の虚式「茈」に匹敵するほどの威力を誇っています。
また、高い呪力出力だけではなく、呪力の瞬発力が高い石流だからこそ可能な術式となっています。
この強力な大砲は、石流のリーゼントの先端から射出させています(笑)
ちなみに受肉前はちょんまげでした(笑)
宇守羅彈(うすらび)
“空間を捉え空を操る”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 烏鷺享子 |
領域展開 | 詳細不明 |
空を操る術式。
それは空間を面で捉えることで、対象を歪ませることや移動することができます。
そして戦いにおいて、叩くのは人ではなく“空”の“面”です。
相手ごと捉えた“面”を薄氷を割るように攻撃仕掛けることが特徴で、空間を曲げ敵の呪力砲などをそのまま返すことも可能です。
対象にはレンズの歪みのように見えるようです!
わかりやすくて面白い術式ですね!
G戦杖(ジーせんじょう)
“数コマ先の未来を見通す”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | シャルル・ベルナール |
G戦杖という巨大な呪具(Gペン)を使い対象を攻撃します。
対象の血液をインクとし、この呪具にインクが溜まることで術式が発動します。
術式発動後は、漫画のコマを対象に植え付けます。
そのコマは対象の“数コマ先の未来”であり、G戦杖にインクが溜まれば、より先の未来を見通すことが可能となっています。
ただし対象を目視しなければならず、相手が視界に入らなければ、先の未来を視ることができません。
秤相手に1~2秒程度先の未来を見通していました!
漫画家志望らしい術式ですね!
邪去侮の梯子(やこぶのはしご)
“あらゆる術式を無効化させる”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 来栖花 |
技 | 邪去侮の梯子 |
あらゆる術式を無効化させる術式。
術式はおろか封印を含む結界術もその対象となっているため、あらゆる結界の出入りや、獄門疆のような呪物の封印も無効化することが可能となっています。
ただし結界を素通りできるのは、あくまで来栖自身のみであり、結界自体を消滅させるには結界の大元を消滅させる必要があります。
また、上空に巨大な結界を張り巡らせ、その中心から閃光を放ち対象を攻撃することも可能としています。
その威力は、呪いの王“宿儺”を追い詰めるほどの強力な一撃となっています。
ホーリー的な要素ですかね?
転スラの「霊子崩壊」ぽかった(笑)
星の怒り(ボンバイエ)
“自らに仮想の質量を付与する”
呪術区分 | 生得術式 |
術 師 | 九十九由基 |
技 | 式神 凰輪の呪具化 |
拡張術式 | ブラックホール |
領域展開 | 詳細不明 |
術師である九十九自らに“仮想の質量”を付与することができる術式。
それ故、自身に質量を加えた物理攻撃は並の術師では防ぐことはできません。
そしてその質量は、ある一定の“密度”まで九十九自身影響を受けることはありませんが、一定のラインを超え“密度”を極限まで高めることで、ブラックホールを生成することが可能となっています。
また、凰輪という大蛇のような形状の式神を一体保有しており、自身以外にも凰輪には“仮想の質量”を付与することで、呪具としての攻撃が可能となっています。
対峙する術者による術式による防御、またはガネーシャ呪霊のような概念系の術式能力を完全に無視できるほどの圧倒的な質量で攻撃することができます。
自爆前提での攻撃だと、ブラックホールは過去最強の術ということになります!
国家転覆レベルじゃすみませんね!
世界を終わらすことができる術式…
これぞ特級術師ですね…
反重力機構(アンチグラビティシステム)
複数の術式を所持する羂索が持つ術式のひとつですが、元は虎杖香織が所持していた術式。
周囲に反重力を付与する能力ですが、羂索は術式を反転させ、対象に重力を課しています。
重力の負荷をかけることで、対象を行動不能に追い込むことができるシンプルかつ強力な術式です。
また、術式効果範囲は、術師から2~3mであり、持続時間は6秒となっています。
単独禁区(ソロソロキンク)
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 庵歌姫 |
術式範囲内の歌姫本人を含む、任意の術師の呪力総量 出力を一時的に増幅させる支援系の術式。
「呪詞」「掌印」など術式を発動させるまで、いかに手順を省略するかで術師の腕は決まると言われています。
しかし歌姫は、「呪詞」「掌印」「舞」「楽」を一切を省略しないことで———
術式を儀式として昇華させ、120%の効力を得ることを可能としています。
最強の五条先生の戦いを唯一邪魔せずサポートできてますね!
要するに術式範囲内にバフ効果を付与できるんですなぁ
ちなみにこの儀式の「楽」は楽巌寺校長が三味線奏でてます(笑)
幻獣琥珀(げんじゅうこはく)
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 鹿紫雲一 |
鹿紫雲の呪力は電気と同質の性質を持っており、鹿紫雲自身 常に帯電している状態です。
術式に関しては一発しか使用することができないとのことで、対「宿儺」に向けて温存しています。
それは———
電気と同質の呪力から変換できるあらゆる現象を実現するために肉体を作り変えるというもの。
具体的には———
- 脳内の電気信号の活性による敏捷性の向上
- 物質の固有振動数に最適化 同調する音波(衝撃派)を放つことが可能
- 照射されたものを蒸発させる電磁波の放出
- X線にて対象の解析が可能
これらを実現する鹿紫雲の肉体は人の域を超えており、術式終了後には肉体が崩壊してしまうため、術式を一発しか使用できないようです。
また、術式なしの呪力操作においても電気の性質をもつため、以下の攻撃が可能となっています。
「マイナス」から「プラス」に流れる“電荷”を利用した攻撃を繰り出しますが、これはあくまで呪力操作であり術式ではありません。
打撃とともに対象へとプラス電荷を付与し、自身に蓄えられたマイナス電荷を対象(プラス電荷)に流し込むことで、領域を展開せずとも必中の“大気を切り裂く稲妻”を放つことができます。
またこの呪力は性質上 水弱く、電気と同質の呪力は海中などに一度流れれば、空になるまで止まりません。
そのため、海中などでは呪力が無くなるまで放出するか、陸に上がるまで完全に呪力を絶つしかありません。
電荷を溜められるのは自分自身や対峙する者だけではなく、自身の持つ呪具(如意)にもマイナス電荷を蓄え、攻撃に機転を利かすことが可能となっています。
電流は「プラス」から「マイナス」に流れますが、電荷は「マイナス」から「プラス」へと移動する性質を活かしています!
電気の耐性でもない限り、防御不能ですね!
心身掌握(ハートキャッチ)
仮想の手で、対象を“掴む”ことができる術式。
その手は破壊されても何度でも復元可能となっていますが、ダメージは1/10で術者本人に還元されてしまいます。
また、この術式で掴むのは肉体だけではありません———
その真骨頂は「こっちを向いて」という技にあり、一度掴んだ相手なら“心も鷲掴み”にすることが可能となっており、対象を強制的に振り向かせることができます。
絶対に振り向かせることができるのか、対象の呪力量に依存しているものなのかは不明です!
術式対象になった者は目がハートになるんですね(笑)
祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)
肉体で刻むビートにより、呪いを退け、自らの身体能力を強化向上させる術式。
ミゲルが持つ恵まれた骨格や筋肉に“バフ”を付与することで、術式なしの五条を凌ぐ身体能力の強化と、更には対象に“デバフ”を付与することも可能となっています。
一見わかりにくい強さに思えますが、本来これらの効果を得る場合、展開された領域が必要になります。
簡易領域など展開された領域は、相手の術は多少弱まり、展開した術者の呪力はブーストされます!
領域なしってところが五条先生と渡り合った強さの秘訣ですね!
呪術廻戦|名称不明の「術式」一覧
漏瑚(じょうご)の術式
“大地の怒りが生む灼熱の業火”
自身の掌や地面、壁などに設置した火口からマグマを噴出させ、対象を一瞬で焼き尽くすほどの強力かつシンプルな術式です。
また、 火礫蟲 と呼ばれる羽のついた小型の呪霊を無数に顕現させ、それに触れると大音量の奇声を発し、相手が怯んだところで大爆発を起こすという種のある技も持ち合わせています。
しかし特筆すべきは、術式の奥義「極の番」や、術式の最終段階であり術式の極致「領域展開」を習得していることにあります。
巨大隕石を落とし周囲が灰燼と帰す破壊力を持つ 極の番「隕」。
並の術師なら入った時点で焼ききれてしまう、 活火山の領域を展開する蓋棺鉄囲山など、一級術師ですら相手にならないほどの強力な技の数々を持つ非常に危険な術式です。
花御(はなみ)の術式
“草木や花を自在に操る”
草木や花に宿る膨大な生命を呪力に転じることで植物を具現化し、自在に操る術式。
また実際の木を強化したものも使用することが可能なため、「実際の木」に「具現化した木」を織り交ぜるなど、相手を混乱させることが可能な実戦向きの術式となっています。
鋭利な枝や根を使用しての攻撃や、即席の足場を作るなど、活用方法は以下の通り様々です。
花御の術式による攻撃
- 木の根
地面より発生させ対象を攻撃する
本数と射程を絞るほど、強度と速度が上がる - 木の毬
鞠状の木を生成する
この鞠からの棘で相手に攻撃をする他、鞠に乗ることでホバリングも可能 - 呪いの種子
“呪力を吸って成長する種子”を敵に打ち込む
種子を打ち込まれた者は、呪力を使うほど体の奥深くに根を伸ばし呪力を吸収するため、呪力を解除し生身のままで防御する必要がある - 花畑
花畑を出現させ周囲にいる者の戦意を削ぐことで、相手に一瞬の隙を作り出す技 - 供花
左腕で周囲の植物の命を奪い呪力に変換、左肩の「供花」に供給する
その溜め込んだ呪力を供花の中心部より放出する
陀艮(だごん)の術式
“海より際限なく湧く無数の式神”
生命の源である海を発生源とし、大量の水や海洋生物の式神を操る術式。
そのため圧倒的物量の攻撃を可能としています。
防御に関しても、水により対象の足元の自由を奪う他、津波や水の防壁など、攻守とも非常にバランスがとれています。
また術式開放「死累累湧軍」は海洋生物の式神を際限なく召喚し、更に領域を展開することで、その圧倒的物量の式神は“必中”の攻撃となる必殺の術式です。
パンダの術式
“3つの核を切り替えボディを転換”
呪術区分 | 生得術式 |
呪 骸 | パンダ |
体内に3つの核を持つ、突然変異呪骸。
ゲームでいうところの3機ある状態であり、行動不能となるダメージを負っても核を入れ替えることでボディを転換し継続して稼働することが可能です。
また、四肢をもがれても小さい姿となって復活することが作中で確認されています!
パンダ先輩可愛くなってました(笑)
3つの核については以下の通り
- パンダ核
通常の姿であり攻守ともバランスの取れた核 - ゴリラ核
お兄ちゃんと称されているゴリラ核は、短期決戦型のパワータイプ - ???核
お姉ちゃんと称されているが、照れ屋であること以外の詳細は不明
天元(てんげん)の術式
“不死の術式”
呪術区分 | 生得術式、結界術 |
術 者 | 天元 |
生得術式
正体の全貌は未だ不明ですが、“不死の術式”を持つとされています。
ただし不老ではなく一定以上の老化が進むと術式が肉体を創り変えようとします。
それ故、500年に一度 老化した肉体の情報を書き換えるため、星漿体と同化する必要があります。
結界術
天元は呪術界を支えるほどの結界術の使い手であり、高専各校及び呪術界の拠点となる結界、更には補助監督の結界術、それら全ては天元により強度を底上げしています。
また天元自身の所在地である薨星宮の結界に関しては、「守る」ことよりも「隠す」ことに特化させるなど、仕様に応じて結界を使い分けることが可能となっています。
楽巌寺嘉伸(がくがんじ よしのぶ)の術式
“ギターで奏でる呪いの旋律”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 楽巌寺嘉伸 |
エレキギターで奏でた旋律を増幅し、呪力に変換して撃ち出す中距離戦向きの術式。
楽巌寺自身が旋律を増幅するための“アンプ”としての役割を果たしており、放った呪力は衝撃波の如き刃となって地を這い対象を襲います。
保守派好みとは言えないタイプの術式ですね(笑)
フライングVなのがまた良きです(笑)
重面春太(しげもはるた)の術式
“奇跡を貯め 絶体絶命の危機を回避”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 重面春太 |
日常の些細な幸運を術者の記憶から抹消し貯える術式。
貯えられた奇跡は術者の命に関わる局面で自動的に消費し、ピンチを回避しています。
奇跡の蓄積量は目元にある「紋様」で識別でき、即死レベルのダメージを受けると、命を落とす代わりに「紋様」の数が減っていきます。
しかしこの術式は“術師本人が知らない”という“縛り”によって成り立っているため、意識して術式を使うことができません。
バンダナの老人の術式
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | バンダナの老人 |
呪符を用いた式神を使役する術式。
簡単な式神は呪符で顕現可能ですが、対峙した夏油と自身の術式の格を比較していたことから生得術式と推察できます。
過去編に登場した走馬灯のおじいちゃん呪詛師です!
犬好きに悪い人はいないです
紙袋呪詛師の術式
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 紙袋マスクの呪詛師 |
頭から紙袋をかぶることで、全員本体の分身をMAX 5体作り上げることができる術式。
どれが本体かは常時自由に選択可能となっており、自身に危険が迫った場合は安全な分身を本体にすることができます。
しかし、破壊されればしばらく分身を出すことはできません。
枷場菜々子(はさばななこ) の術式
“カメラに写った被写体に影響を及ぼす”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 枷場菜々子 |
能力の詳細は不明ですが、カメラで対象を撮影し被写体に何らかの影響を及ぼすことができる術式。
作中では攻撃対象にカメラを向ける場合と、身を守る際に自身にカメラを向けるなど、用途は複数あるものと考えられます。
枷場美々子(はさばみみこ)の術式
“括って吊るす 急所狙いの拘束術”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 枷場美々子 |
縄で括られた人形を使用し、術者が人形にしたことが標的に反映される術式。
発動条件は不明ですが、発動すれば対象を吊るすなどして急所を集中的に攻撃することが可能です。
疱瘡婆(ほうそうばばあ)の術式
“拘束と埋葬の連撃”
呪術区分 | 生得術式 |
呪 霊 | 疱瘡婆 |
領域展開 | 名称不明 |
領域がデフォルトで備わっているタイプの術式であり、領域展開直後に相手を棺桶に閉じ込め、更に墓石を落とし地面に埋葬されると、3カウントが始まります。
ここまでが領域による“必中効果”であり、埋葬され3カウント後に脱出できなければ重い病気に罹患し、死んでしまいます。
新田新(にったあらた)の術式
“負傷した箇所の現状維持”
呪術区分 | 生得術式 |
術 師 | 新田新 |
負傷した箇所を現状のままに留める術式。
出血も止まり痛みもやわらぎますが、反転術式のような治癒効果はありません。
また受けた傷はそれ以上悪化しませんが、新たにできた傷に関しては術式の対象外となっています。
読者一同無事を祈ってます!
復活希望‼
羂索(けんじゃく)の術式
“脳を入れ替え肉体を支配する禁忌の術”
呪術区分 | 生得術式、結界術 |
術 者 | 羂索 |
脳を入れ替えることで、肉体を転じることができる術式。
その能力から肉体を転々とし何千年も生き続けています。
術者本来の術式に加え、転じた肉体に刻まれていた生得術式も使用可能となり、記憶も引き継がれるという謎多き禁忌の術です。
作中で明かされている範囲では
羂索 → 加茂憲倫 → 虎杖母(?) → 夏油傑 と肉体を入れ替え転々としています.
羂索自身「加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない」と述べており、過去どれだけの肉体を転移してきたかは不明です。
その肉体転移の精度は非常に高いもので、五條悟の保有する六眼でさえ夏油の肉体が別人に乗っ取られていることを認識できていませんでした。
禪院甚壱(ぜんいんじんいち)の術式
“頭上から巨大な拳を顕現”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 禪院甚壱 |
正確な詳細は不明ですが、巨大な拳を顕現させ操る術式。
拳を構えることで背後から巨大な拳が多数顕現し、構えた拳を振り下ろすと空から巨大な拳が降り注ぎます。
広範囲かつ建物を圧し潰し、周囲にクレーターが出来るほどの攻撃力は作中でもトップクラスの破壊力を誇ります。
ネテロ会長の百式観音かと(笑)
少しだけ?似てますね(笑)
禪院長寿郎(ぜんいんちょうじゅろう)の術式
“地面から巨大な掌を顕現”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 禪院長寿郎 |
正確な詳細は不明ですが、掌を地面にかざすことで地面から巨大な掌を顕現。
その巨大な掌で対象を捉え、挟み潰すことが可能です。
甚壱さんの術式に近いですけど相伝でしょうか…
確かに!
禪院蘭太(ぜんいんらんた)の術式
“巨大な眼力で対象の動きを止める”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 禪院蘭太 |
正確な詳細は不明ですが、巨大な目を顕現させ、対象を見つめることで動きを封じることができます。
ただし顕現させた目を傷付けられると、術者の目にも同じようにダメージを負ってしまいます。
秤金次(はかりきんじ)の術式
パチンコを具現化したニューテク系の術式であり、領域がデフォルトで備わっているタイプの術式。
この領域は、「CR私鉄純愛列車 1/239ver.」という作中内で存在する「私鉄純愛列車」をパチンコのCR機として具現化してます。
通常時の攻撃は、列車のドアを具現化して虎杖に攻撃していました!
領域ありきの術式ですね!
詳しくは領域展開の記事からご確認ください!
羽生(はにゅう)の術式
“ジェットエンジンを搭載する飛行能力”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 羽生 |
飛行能力を持つ術式。
羽生の長い髪が翼やジェットエンジンの形になり、その飛行能力を可能にしています。
また“縛り”によって頭髪の強度は保たれていますが、頭髪から離れるほど強度が落ちていることが弱点となっています。
現代ならではの術式ですね!
時代に合わせた術式が存在するそうなので!
羽場(はば)の術式
“強力なプロペラを操る”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 羽場 |
飛行能力を持つ術式。
頭部にプロペラを具現化し、飛行することができます。
またそのプロペラは長さと角度、回転数や強度までも調整可能で、プロペラを使った防御も可能としています。
その特性からプロペラを使った攻撃は鉄筋すら断つほどの威力ですが、羽生同様に頭髪から離れるほど強度が落ちていることが弱点となっています。
また、頭頂部においては強度の底上げと関係なく急所となっています。
麗美(れみ)の術式
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 麗美 |
自身の髪の先端で伏黒恵を刺しており、その形はサソリの尾にある毒針に酷似していますが、毒の効果や術式の詳細は不明となっています。
現代の術師は髪が変形するの多いな(笑)
東京第1結界で3人目ですね!
日車寛見(ひぐるまひろみ)の術式
“法廷になぞらえたの生得領域を顕現”
「誅伏賜死」という領域がデフォルトで備わっており、式神「ジャッジマン」を顕現させ、裁判から刑の執行までを行う術式。
判決後「有罪」の場合は「没収」が言い渡され、術式(術式のないものは呪力)が没収されますが、ジャッジマンから科される最も重い罰は「没収」を付加された「死刑」です。
「有罪」の内容によって、大きさや出し入れ自在な木槌を顕現させ相手を攻撃しますが、死罪にあたる罪状には「死刑」が宣告され「処刑人の剣」を使った死刑が執行されます。
術式も呪力も持たない天与呪縛のフィジカルギフテッドに関してはどうなるんでしょうか…
これが一番むずかしい術式ですね…
黄櫨折(はぜのきいおり)の術式
“身体の一部を爆発させる”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | 黄櫨折 |
自身の体の一部を爆発物に変換する術式。
眼球や歯などを爆発物に変え、その欠損した部分に関しては反転術式による治癒を可能としています。
ドルゥヴ・ラクダワラの術式
“二種の式神の軌跡で領域を展開”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | ドルゥヴ・ラクダワラ |
領域展開 | 名称不明 |
自立型の二種の式神の軌跡を自らの領域とする術式。
初登場時に乙骨優太に瞬殺されていたため詳細は不明ですが、スタジアムを超えるほどの大きな式神とその周りを飛翔する飛竜を確認できています。
三代六十四(みよろくじゅうし)の術式
呪術区分 | 結界術 |
術 者 | 三代六十四 |
三代自身が相撲を取るためのみに機能した結界術であり、“それ以外を全て削ぎ落とした結界”です。
また、呪術的な“縛り”の要素を排除するために、この領域は招かれた両者が了承しない限り完成しない特殊な結界となっています。
かなり強固な条件付けであるため、術者及び招かれた者以外、結界内への侵入はできないと考えられます。
相撲のためだけの結界!?
簡易領域にしては領域を展開したような球体が構築されてますね…
ガネーシャ(仮名称)の術式
“あらゆる障害を取り除く”
呪術区分 | 生得術式 |
術 者 | ガネーシャ(仮名称) |
術式対象に概念が絡みます。
それは、あらゆる障害を取り除くことができるというもの。
インドの像神(ガネーシャ)のような出で立ちであり、このガネーシャが障害と感じた術式や能力を全て無効化することが可能です。
チートでは!?
それが、九十九の術式「星の怒り」は対峙する術者の概念を無視することができるほどの質量を持っているので、ガネーシャは一撃で粉砕されてましたね…
『呪術廻戦』全術式一覧|使用者と効果を見やすく解説|あとがき
連載当初はシンプルだった術式も、星綺羅羅や日車寛見のような種のある術式が増えてきました。
シンプルで強い術式も見どころではありますが、初見では見切れない難解な術式の駆け引きも『呪術廻戦』の持ち味だと思うので、この記事を通じて原作やアニメを見返していただければと思います。
そして作中で登場はしているものの、術式が明かされていないキャラクターも多数存在しています。
これで完成ではなく追加情報や修正を繰り返してどこよりも見やすく分かりやすいものにしていきますので、引き続きよろしくお願いします。
呪術戦は奥が深くて面白いです!
長々とありがとうございました‼
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