呪術界 御三家がひとつ———
禪院家
その家系図や組織の全貌が明らかとなりました!
主要キャラを超えるほどの癖の強いキャラクター陣‼
そんな一癖も二癖もある禪院家キャラクターを一挙紹介する記事となっています。
独特のお家柄に対し、禪院家に従事する者のコメントも掲載している非常に濃い内容となっていますので、是非ご覧ください‼
この記事を読んでわかること!
- 「禪院家」のキャラクターの詳細
- 「禪院家」の家系図紹介
- 「禪院家」の組織について解説
- 下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビューまとめ
ネタバレ注意‼
※この記事はネタバレ要素を含みます!
本誌の情報を記載していますのでアニメ派やコミック派の方はご注意ください!
『呪術廻戦』禪院家を家系図で解説
“禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず”
その言葉から読み取れるように、男尊女卑や、モラハラなどが当たり前のように横行している、古い体制を持った家系です。
それもすべて御三家の“術式至上主義”という悪習が原因であり、相伝の術式を使いこなせない者は落伍者としての扱いを受けることとなります。
逆に言えば、伏黒恵のように歴史ある相伝の術式を持って生まれた者は、分家であっても次代当主として迎え入れられることがあります。
直毘人のお兄さんが25代目でお父さんが23代目…
24代目が家系図には記されていませんでした!
伏黒恵、禪院姉妹のプロフィールは別の記事からご覧ください!
『呪術廻戦』禪院家の組織を解説
“術式至上主義”の禪院家では、呪術における実力によって階級分けされています。
それが「炳」「灯」「躯倶留隊」です。
独特の階級分けが術式至上主義を感じさせますね!
その資格条件やメンバーをご覧ください!
炳(へい)
禪院家最強の術師集団。
高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者達で構成されています。
作中で登場した「炳」のメンバー
- 「炳」筆頭
禪院直哉 - 「炳」構成員
禪院扇
禪院甚壱
禪院長寿郎
禪院蘭太
灯(あかし)
禪院家の術師集団。
術式は所持していますが、“柄”の銘打ち条件を満たしていない術師のことを言います。
躯倶留隊(くくるたい)
禪院家の術師集団。
禪院家男子の中でも術式を持たないメンバーは躯倶留隊に配属されています。
作中で登場した“躯倶留隊”のメンバー
- 「炳」下部組織 躯倶留隊 隊長
禪院信朗
『呪術廻戦』禪院家 キャラクター解説
禪院直毘人(ぜんいんなおびと)
ならばこちらも相応の試練を与えようぞ
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
禪院家の26代目当主。
任務中に酔っ払うほど大の酒好きですが、 五条悟 という例外の術師を除いては“最速の術師”と評されており、禪院家当主として申し分のない実力の持ち主です。
実際、相伝の術式 投射呪法から繰り出されるスピードを目の当たりにした七海健人や禪院真希は、初見でその動きを捉えることはできませんでした。
性格は無関心で、酔った時以外は興味のない人間に話すことはありません。
そんな“無関心”な直毘人ですが、真希が家を出て高専へ入学した際は、試練と称し真希の昇級を妨害していました。
ただし渋谷事変で窮地の真希を庇っていたことから、昇級の妨害においても、真希や真依を想っての行動とも捉えることができます。
それ故、個性的な禪院家の中では、まだ比較的情のある人間であると推測できます。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
3.7
あんまり俺らに興味ない。
シラフで話しかけてくることはない。
気に入られようと、お土産に酒を買っていったら割と喜んでくれた。
でも顔を覚えてもらえなかった。
ただの酔っ払いではなかったんですね!
相伝を持って生まれた恵の人身売買してましたけどね…
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)
自尊心は捨てたろ
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
誕生日 | 12月31日 |
術式 | 無し |
天与呪縛 | フィジカルギフテッド |
趣味・特技 | ギャンブル |
好きな食べ物 | 肉とモツ |
苦手な食べ物 | 酒(全く酔わないため) |
ストレス | 禪院家 |
禪院家の出身であり、伏黒恵の実父。
姓は伏黒ですが婿入りした経緯があり、26代目当主 禪院直毘人の兄の息子です。
術式以前に呪力が完全に0であった甚爾の扱いは“術式至上主義”の禪院家において、かなり不遇な環境で育てられていました。
口元にできた傷は幼少の頃、呪霊の群れに放り込まれて出来たものであり、甚爾がグレるには十分すぎるほどの理由がありました。
そんな環境もあって禪院家を飛び出した経緯があり、金銭的に貧しかった甚爾は女性のところを転々とし、“紐”として生活をしていました。
しかし恵の実母と出会い、そして恵が生まれたことをキッカケに甚爾は丸くなっていきました。
ですが恵の母が亡くなってからは再び荒れた生活に逆戻り、術師殺しの異名を持つ殺し屋として報酬を受け、またギャンブルに走るという生活を繰り返していました。
その強さは常軌を逸したものであり、覚醒前とはいえ現代最強の呪術師 五条悟にも一度勝利を収めています。
呪力が完全に0である事と引き換えに、驚異的な身体能力と五感が極限まで強化されている天与呪縛 フィジカルギフテッドの完成形。
そのため人間の臭跡や足跡の痕跡のみで追跡することも可能である他、呪力がないと見えないはずの呪霊も、五感で認識できてしまいます。
しかしながら呪霊を認識できても呪具がないと戦うことはできないというデメリットがあるため、常に武器を格納できる呪霊と共に行動をしています。
我々読者からは「パパ黒」のネーミングで愛されています!
ちなみにまた「恵」と名付けたのは甚爾です!
甚爾さんが「恵」って名前をつけたのは意味深ですね!
禪院扇(ぜんいんおうぎ)
さらば 我が人生の汚点
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
禪院真希、 真依の実父であり、26代目当主 禪院直毘人の実弟。
直毘人の遺言は、扇、甚壱、直哉の3名が揃ったときに伝達する運びとなっていたことから、禪院家での立ち位置が特別であることが伺えます。
自身が26代目当主となれなかったのは、「子供のオマエ達が出来損ないだからだ」と言い放ち、「子供が親の足を引くなどあってはならない」「我が人生の汚点」と自身の娘たちを罵っています。
当主となるに値しない実力や人格をすべて娘のせいにしてしまうほどのプライドの高さを持っており、更には必要とあらば実子を手にかける計画を立案、実行する非道さも持ち合わせています。
術式を持たない者は一切認めていませんが、禪院甚爾の天与呪縛に恐怖した過去があり、真希の持つ天与呪縛のフィジカルギフテッドに対しても少なからず恐れを抱いていました。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
1.0
ずっと ちょっとキレてる。
急に忌庫を空にするとかで駆り出された。
嫌だった。
嫁怖すぎ。
躯倶留隊の「柄」レビューまさかの1.0(笑)
プロフィールを見てるだけで最低な人ですね…
禪院甚壱(ぜんいんじんいち)
利用しない手はない
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
等級 | 特別1級呪術師 |
術式 | 名称不明 |
禪院家最強の術師集団「炳」の構成員。
直毘人の遺言は、扇、甚壱、直哉の3名が揃ったときに伝達する運びとなっていたことから、禪院家での立ち位置が特別であることが伺えます。
容姿はまるで似ていませんが、伏黒(禪院) 甚爾の兄にあたります。
一見無愛想な面構えですが、禪院家「炳」の下部組織である躯倶留隊からの信頼は厚く、人間味のある人格であることが伺えます。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
4.8
無愛想で誤解されやすいけど理不尽にキレたりしないし、普通に話を聞いてくれる。
俺だけは甚壱さんの良さを理解している。
あの日のスイカは実は甚壱さんの差し入れ。
俺だけは甚壱さんの良さを理解している。
たまたま筋トレで一緒になったとき、大腿四頭筋を「デカイな…」と褒めてくれた。
俺だけは甚壱さんの良さを理解している。
「躯倶留隊」から大人気で草
扇さんとはえらい違いですね…(笑)
禪院直哉(ぜんいんなおや)
非道いなぁ 人の心とかないんか?
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
禪院家26代目当主である禪院直毘人の息子。
父と同じく相伝の術式「投射呪法」を引き継いでいます。
禪院家最強の術師集団「炳」では筆頭を務めるなど、禪院家の中でもトップクラスの実力者です。
それ故、次期当主は自分であると疑っておらず、叔父や兄弟に対しても「パットせぇへん」「顔がアカンわ」や「兄さん方は皆ポンコツ」など流暢な関西弁を使い、息をするように暴言を吐く性格の悪さを持っています。
その上、幼かった真希に対し稽古を付けるという名目でイジメるなど、清々しいほどのクズ要素も持ち合わせています。
ただし純粋な強さには敬意を払っており、 五条悟や伏黒甚爾などを“アッチ側”と称し、いつか自分も術師としてその領域へたどり着くと信じています。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
0.0
クズ。
うんこ。
うんこクズ。
読者からも“論外の男”と称され愛されています!
愛すべきキャラクターですね(笑)
禪院蘭太(ぜんいんらんた)
今!! ここで!! やるんだ!!!
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
等級 | 不明 |
術式 | 名称不明 |
禪院家最強の術師集団「炳」の構成員。
他の「炳」メンバーの中では比較的若い印象がありますが、作中では「今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれ」と、甚爾による天与呪縛の脅威を目の当たりにした一人です。
「炳」下部組織 躯倶留隊 からの人気が非常に高く、禪院家の中でもかなり気遣いのできる一般的な感覚の持ち主です。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
5.0
俺達にも敬語を遣ってくれる。
俺達より先に道場の掃除をしていた。
腹いっぱい肉を食わせてあげたい。
周りが周りなだけに余計に良さが際立ちますね…(笑)
直哉との高低差がスゴイね
禪院長寿郎(ぜんいんちょうじゅろう)
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
等級 | 不明 |
術式 | 名称不明 |
禪院家最強の術師集団「炳」の構成員。
作中でも年齢すら明かされておらず、術式以外、一切の詳細は不明です。
またその術式は、甚壱の術式と酷似していることから、相伝の術式であると考えられます。
下部組織「躯倶留隊」の「炳」レビュー
3.1
俺が子供の頃からおじいちゃん。
喋ってるとこ見たことがない。
何歳なの?
マジで何歳?
マハ=ゾルディック的な感じでしょうか(笑)
術式以外一切の詳細不明ですね…
禪院信朗(ぜんいんのぶあき)
びっくらポンだぜ
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
「後で甚壱にドヤされんのは隊長の俺」との発言から禪院家幹部の甚壱より年齢が上であると考えられます。
その他、詳細は不明。
真希・真依の母
産んで……
よかった……
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
扇の妻であり、真希や真依の実母。
術式至上主義、そして男尊女卑の禪院家を耐え忍んで生きてきた人物です。
今わの際では禪院家に対する恨みや、真希・真依への愛情を感じさせる描写などがありましたが、彼女の真意は不明です。
フルダテ
© 芥見下々/集英社『呪術廻戦』
禪院家との関わりは不明ですが、禪院直毘人の遺言状を預かり読み上げていた証人的な立ち位置の人物です。
その他、詳細は不明。
キャラ濃かったけど出落ち感(笑)
目に光が宿ってないのよ…
あとがき
『呪術廻戦』のキャラクター解説記事は何個かに分けてあげていますが、「禪院家」に関しては一番クセが強かったと感じています。
なぜならクズが多いからです(笑)
しかしその中でも、伏黒甚繭の存在は非常に大きく、そしてカッコいい存在であるなと改めて思いました。
個人的には“論外の男”禪院直哉が一番の推しで、ほんの数話しか出ていないのに、「呪術廻戦 第2回人気投票」では“初登場10位”‼
まさかのTOP10入を果たすという快挙を成し遂げました‼
そんな直哉には沢山のクズ発言があり、いつか直哉自体を単独で記事にしていきたいと考えています。
最後に———
御三家がひとつ「禪院家」が明るみに出た今、今後「五条家」「加茂家」にスポットが当てられる日が非常に楽しみです。
また情報が出揃えば記事にしていきたいと考えていますので、その際は是非お立ち寄りいただければと思います。
最後に“論外の男”辞世の句をご紹介‼
「ざけんなや 呪力が練れん ドブカスが」
名言製造機ですね!
覚醒した真希さんの記事については下記からご覧ください!
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